脂肪注入豊胸は小さくなるって本当?原因や定着率を上げる方法を解説

脂肪注入豊胸は小さくなるって本当?原因や定着率を上げる方法を解説

脂肪注入での豊胸は小さくなる?

豊胸後に小さくなる原因はなに?

脂肪注入豊胸において、このような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

編集部

結論からお伝えすると、脂肪注入豊胸直後のサイズがそのまま維持されるわけではありません。

「小さくなった」と感じる背景には、脂肪の定着率や術後の腫れなど理由があります。

この記事では、脂肪注入豊胸で胸が小さくなったと感じる原因や定着率を高めるケア方法を詳しく解説します。

当サイトでは、豊胸施術がおすすめのクリニックを紹介しているので、失敗しないクリニック選びをしたい方は参考にしてください。

目次

脂肪注入豊胸で小さくなったと感じる原因

脂肪注入豊胸の施術後に「小さくなった」と感じる方は少なくありません。

その背景には、主に3つの原因が考えられます。

脂肪が定着しなかった

脂肪注入豊胸では、注入した脂肪の100%が定着するわけではありません。

注入した脂肪のうち約30〜50%が定着し、残りは体内に吸収されると言われています。

編集部

定着率は施術の方法・脂肪の質・個人の体質によって異なりますが、不純物を取り除く「コンデンスリッチファット」の場合は70%程度が目安とされています。

脂肪が定着するまでには約3〜6ヶ月かかります。

そのため、定着が完了するまでに吸収される脂肪が多いほど、仕上がりは施術直後に比べて小さく感じられます。

脂肪注入直後の腫れが引いた

脂肪注入直後のバストは、注入した脂肪に加えて麻酔液や腫れの影響で一時的に大きく見えます。

しかし、この状態が完成形ではありません。

ダウンタイムの腫れが引くと、麻酔液や余分な水分が排出され本来の大きさに戻ります。

編集部

さらに、定着しなかった脂肪も吸収されるため最終的には80%、場合によっては50%程度まで変化します。

この変化のギャップが大きいため「小さくなった」「半分になってしまった」と感じてしまうのが実情です。

施術直後のピーク時の印象が強く残っていると、完成後のサイズに物足りなさを感じやすくなります。

脂肪注入後に体重が変化した

脂肪注入豊胸で定着した脂肪は、他の部位の脂肪と同じように体重の変化に影響を受けます。

術後に急激なダイエットをすると、注入した脂肪細胞が定着する前に栄養不足に陥り、定着率が低下する可能性があります。

編集部

また、定着した後でも体重が減少すれば、バストの脂肪も減少してしまいます。

特に術後3ヶ月間は、脂肪が定着する重要な期間です。

この間は無理なダイエットを避け、バランスの良い食事を心がけましょう。

脂肪注入豊胸で定着率を上げるケア方法

脂肪注入豊胸の定着率は、術後のケアによって大きく左右されます。

ここでは、定着率を上げるための具体的なケア方法をご紹介します。

胸への圧迫を避ける

注入した脂肪が定着するためには、十分な血流の確保が不可欠です。

胸を圧迫すると血流が妨げられ、脂肪細胞に酸素や栄養が届きにくくなり、定着率の低下や脂肪壊死のリスクが高まります。

編集部

特に術後3ヶ月間は、仰向けで寝るように心がけましょう。

また、激しい運動や胸を強く揺らす動きも、脂肪の定着を妨げる可能性があるため避けてください。

日常生活ではバストに過度な圧力がかからないよう注意し、できるだけ優しく扱うことが大切です。

適切なブラジャーを着用する

脂肪注入豊胸後は、締め付けの強いブラジャーの着用を避けることが重要です。

特にワイヤー入りのブラジャーは、胸を圧迫して血流を妨げる可能性があるため、術後3ヶ月間は使用を控えましょう。

編集部

おすすめは、カップ付きのタンクトップやブラトップ、ゆったりとしたスポーツブラです。

術後1週間程度は腫れもあるため、特に柔らかく締め付けのない下着を選ぶことが望ましいでしょう。

また、バストの形を整え、下垂を防ぐ目的で「ナイトブラ」を着用するのもおすすめです。

ただし、締め付けが強すぎないものを選び、医師に相談してから使用すると安心です。

体重を急激に減らさない

脂肪注入豊胸後は、体重管理が定着率に大きく影響します。

急激なダイエットをすると、定着しようとしている脂肪細胞が栄養不足に陥り、吸収されやすくなってしまいます。

編集部

術後は炭水化物やタンパク質などカロリーのある食事を意識的に摂取しましょう。

体重を安定させることで、注入した脂肪が十分な栄養を受け取り、定着率の向上が期待できます。

バランスの良い食事を心がける

脂肪の定着には、バランスの取れた食事が欠かせません。

特に、良質なタンパク質・ビタミン・ミネラルを含む食事を心がけることで、脂肪細胞の定着が促進されます。

編集部

また、水分補給も重要です。

十分な水分を摂ることで血液循環が良くなり、脂肪細胞に必要な栄養や酸素が効率的に届きやすくなります。

過度な食事制限や偏った食生活は、定着率の低下につながるため避けましょう。

運動やマッサージは医師の指示に従う

術後の運動やマッサージは、医師の指示に従うことが大切です。

編集部

普通に歩く程度の軽い運動であれば問題ありませんが、医師の許可を得てから再開しましょう。

また、バストへのマッサージも術後3ヶ月間は控えることが推奨されます。

注入した脂肪をマッサージで寄せ集めてしまうと、しこりの原因になるおそれがあります。

定着を優先するためにも、胸に刺激を与えることは避けましょう。

脂肪注入豊胸後に小さくなったと感じる場合の対処法

脂肪注入豊胸後に「小さくなった」と感じた場合でも、対処法はいくつかあります。

ご紹介する方法を参考に、自分に合った施術を検討しましょう。

再施術を検討する

脂肪注入豊胸では、1回の施術でのサイズアップは通常1〜1.5カップ程度が目安です。

「小さくなった」と感じる場合や、さらに大きくしたい場合は再施術を検討しましょう。

編集部

実は、2回目の施術の方が定着率が高くなる傾向があります。

バストの容量や血流が増えており、2回目の脂肪がより定着しやすいためです。

再施術は、最初の施術から6ヶ月以上空けることが推奨されます。

医師と相談しながら、適切なタイミングで再施術を受けましょう。

ヒアルロン酸豊胸に切り替える

脂肪注入豊胸で小さくなるのが不安な場合は、ヒアルロン酸豊胸を検討する方法もあります。

ヒアルロン酸豊胸は、施術直後からボリュームアップを実感でき、ダウンタイムも比較的短いというメリットがあります。

編集部

ただし、ヒアルロン酸は体内で徐々に吸収されるため、効果は約1〜3年程度です。

定期的なメンテナンスは必要ですが、手軽にバストアップを実現したい方にはおすすめです。

ハイブリッド豊胸を検討する

「自然な仕上がりと確実なサイズアップの両方を叶えたい」という方には、ハイブリッド豊胸がおすすめです。

ハイブリッド豊胸とは、シリコンバッグと脂肪注入など複数を組み合わせた施術です。

編集部

シリコンバッグで確実にボリュームアップし、その上から脂肪を注入することで、自然な形と触り心地を両立できます。

脂肪注入だけでは完成サイズがわかりにくいですが、ハイブリッド豊胸はインプラント部分が維持されるため予測しやすいメリットがあります。

バストの形やデコルテのボリューム感など、細かいニーズにも対応可能です。

脂肪注入豊胸で小さくなったと後悔しない!クリニックの選び方

脂肪注入豊胸で小さくなったと後悔しないためにも、信頼できるクリニックと医師選びが欠かせません。

後悔しないためのポイントを押さえておきましょう。

豊胸の症例写真が多いか確認する

クリニックを選ぶ際は、豊胸の症例写真が豊富に公開されているかを確認しましょう。

症例写真が多いクリニックは、施術経験が豊富で技術力が高いといえます。

編集部

特に、脂肪注入豊胸の術前術後の経過写真を確認すれば、サイズアップや定着後の仕上がりをイメージできます。

また、自分と似た体型や希望に近い症例があるかもチェックしておくと安心です。

カウンセリングの説明が十分か確認する

信頼できるクリニックは、カウンセリングで丁寧かつ詳細な説明を行います。

脂肪の定着率やリスク、術後のケア方法について、曖昧な説明ではなく具体的に教えてくれるかを確認しましょう。

編集部

また、無理に施術を勧めたり、メリットばかりを強調するクリニックには注意が必要です。

デメリットやリスクもきちんと説明し、希望や体質に合わせたプランを提案してくれる医師を選ぶことが大切です。

カウンセリングの際には、疑問や不安に思うことをすべて質問し、納得してから施術を決断しましょう。

技術力が高い医師を見極める

脂肪注入豊胸の成功は、医師の技術力に大きく左右されます。

編集部

技術力の高い医師は、脂肪を細かく何層にも分散させて注入できるため、しこりや壊死のリスクを抑えながら高い定着率を実現します。

医師の経歴や専門資格、脂肪注入豊胸の施術経験を確認することも重要です。

また、最新の技術や機器を導入しているクリニックは、より質の高い施術を提供している可能性が高いです。

実際に施術を受けた方の口コミやレビューも参考にし、信頼できる医師とクリニックを選びましょう。

脂肪注入豊胸に関するよくある質問

Q1.脂肪注入豊胸は何ヶ月で定着しますか?

脂肪注入豊胸の定着には、一般的に3〜6ヶ月かかります。

編集部

施術直後は一時的に大きく見えますが、1〜2週間で腫れが引き始め、1ヶ月頃には余分な水分や吸収される脂肪が減少します。

3ヶ月頃には定着する脂肪がほぼ決まり、6ヶ月後には完全に安定した状態になります。

定着期間中は脂肪の吸収が進むため、サイズが徐々に小さくなっていくように感じることがありますが、これは正常な経過です。

Q2.脂肪注入豊胸後に体重が減ると胸も小さくなりますか?

脂肪注入豊胸後に体重が減ると、胸のサイズも小さくなる可能性があります。

注入した脂肪は定着すると自分の体の一部となり、他の部位の脂肪と同じように体重変化の影響を受けます。

編集部

急激なダイエットをすると定着した脂肪も燃焼され、バストが小さくなる場合があります。

特に定着期間中である術後3ヶ月間は、無理なダイエットを避け、体重を安定させることが重要です。

Q3.脂肪注入豊胸で胸がしぼむことはありますか?

脂肪注入豊胸で胸がしぼむように感じるのは、定着しなかった脂肪が吸収されるためです。

施術直後は腫れや注入した脂肪で胸が膨らんで見えますが、定着する脂肪は全体の50〜70%程度です。

編集部

残りの脂肪は体内に吸収されるため、最終的なサイズは施術直後の80程度に落ち着きます。

ただし、適切な術後ケアと生活習慣を守れば定着率を高めることは可能です。

Q4.定着率が低かった場合、追加施術は可能ですか?

定着率が低かった場合でも追加施術は可能です。

脂肪注入豊胸は1回で大きなサイズアップを目指すよりも、複数回に分けてボリュームアップする方が高い定着率を得られる傾向があります。

編集部

2回目の施術では、1回目の施術でバストの容量や血流が増えているため、定着率が向上しやすくなります。

追加施術を検討する場合は、最初の施術から約6ヶ月程度空けましょう。

Q5.脂肪注入豊胸で定着しやすい人の特徴は?

脂肪注入豊胸で定着しやすい人には、いくつかの特徴があります。

編集部

適度に脂肪がある方は、質の良い脂肪を採取しやすく、定着率が高い傾向があります。

また、授乳後の方はバストの皮膚が伸びやすく、血流も良好なため脂肪が定着しやすいとされています。

痩せ型の方や、乳頭から乳房下縁までの距離が短い方は、皮膚が伸びにくく定着しにくい傾向があります。

脂肪注入豊胸で小さくなる原因まとめ

脂肪注入豊胸で胸が小さくなったと感じる原因は、脂肪の定着率や腫れが関係しています。

編集部

脂肪の定着率は体質も関係していますが、術後の過ごし方次第で向上も可能です。

また、信頼できるクリニックを慎重に選び、術後の注意事項を守れば理想のバストに近づけます。

まずは症例写真が豊富で、経験豊富な医師に相談することから始めてみましょう。

クリニック選びに困っている方は、豊胸施術がおすすめのクリニックの記事をご覧ください。

当記事の執筆者
カンナム美容外科の編集部
現役看護師
カンナム美容外科
編集部
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経歴・詳細
当記事の編集部は、国立大学の看護学部を卒業後、同大学院にて看護管理学を修了。大学病院で集中治療室(ICU)の看護師として経験を積み、重症患者のケアや急性期医療に精通しています。その後、看護師の経験を活かしてカンナム美容外科のコラム編集部に参画しています。

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