ほくろ除去の値段はいくら？治療法別の料金を調査

ほくろ除去を考えているけれど、費用面で躊躇している方は多いのではないでしょうか。

実は、ほくろ除去の値段は治療法とほくろの大きさによって大きく変わってきます。

結論から言うと、小さなほくろなら1mmあたり約6,000円が相場で、レーザー治療なら5,000円〜、切開手術では10,000円〜というのが一般的な料金設定です。

この記事では、治療法別の料金相場からほくろの大きさ別の費用目安、保険適用の条件、費用を安く抑えるコツまで、ほくろ除去の値段について徹底的に解説していきます。

当サイトではほくろ除去がおすすめのクリニックを紹介しているので、詳しい料金プランを知りたい方はご覧ください。

ほくろ除去の値段相場！治療法別の料金一覧

ほくろ除去にはいくつかの治療法があり、それぞれ値段が異なります。まずは主な治療法とその料金相場を見ていきましょう。

ほくろ除去の主な治療法は以下の4つです。

• レーザー治療（炭酸ガスレーザー等）：小さなほくろに適した方法で、傷跡が残りにくいのが特徴。1個あたり約5,000〜30,000円
• 切開法（外科的切除）：メスで切り取り縫合する方法。大きなほくろ向けで1個あたり約10,000〜50,000円
• 電気メス法（電気焼灼法）：電気の熱で焼いて除去。比較的小〜中サイズ向けで1個あたり約5,000〜20,000円
• くり抜き法（パンチ法）：円形の器具でほくろを根元からくり抜く方法。中〜大きめのほくろ向けで1mmあたり約10,000〜20,000円

それでは、各治療法について詳しく見ていきましょう。

レーザー治療の費用相場

レーザー治療は、炭酸ガスレーザーなどでほくろの組織を焼いて蒸発させる方法です。

特に直径3mm以下の小さなほくろ除去に適しており、短時間で施術が終わってダウンタイムも少ないのが大きなメリットです。

料金相場は1個あたり5,000〜20,000円程度で、1mm程度の小さいほくろなら5,000円前後から施術できます。

傷跡が残りにくい反面、根が深いほくろは再発の可能性があります。

保険適用外の自由診療となるケースが多いですが、小さなほくろを手軽に除去したい方に人気の方法です。

切開法の費用相場

切開法は、メスでほくろを囲んで切り取り、傷口を縫合する外科的な治療法です。

直径5mm以上の大きなほくろや、盛り上がっているほくろ、根が深いほくろの除去に適しています。

費用相場は1個あたり10,000〜50,000円程度で、一般的には1mmあたり約15,000円前後とされています。

ただし傷跡は時間が経つにつれて目立ちにくくなります。

局所麻酔代が料金に含まれるクリニックが多いですが、別途請求される場合もあるため事前確認が必要です。

保険適用が認められれば3割負担で数万円程度に抑えられることもあります。

電気メス法の費用相場

電気メス法（電気焼灼法）は、高周波電流による熱でほくろ組織を焼き切る治療法です。「電気凝固法」とも呼ばれ、5mm以下程度のほくろに向いています。

レーザー治療と似た仕組みですが、ほくろの根元まで熱で焼灼できるため再発しにくいのが特徴です。

費用相場は1個あたり5,000〜20,000円程度で、小さいほくろなら数千円〜1万円前後で施術できます。平均相場は約5,500円/1mmと報告されています。

電気メス法も自由診療となるため全額自己負担ですが、再発しにくさとリーズナブルな料金から、コストパフォーマンスの良い治療法と言えるでしょう。

くり抜き法の費用相場

くり抜き法は、パンチと呼ばれる円筒状のメスでほくろを丸ごとくり抜く方法です。切開法の一種ですが、円形にくり抜くため直径3〜5mm程度までのほくろに適しています。

ほくろの根まで届くため、根が深いタイプでも確実に除去できるのが特徴です。

費用相場は切開法と同程度かやや安い程度で、例えば福岡のある美容クリニックでは1mmあたり13,200円（麻酔込）、TCBでは1mmあたり約10,200円と設定されています。

直径5mmのほくろであれば、総額で1〜2万円台後半になるのが一般的です。

ほくろの大きさ別の値段目安

ほくろ除去の費用は、ほくろの大きさによっても大きく変わります。

多くのクリニックでは、ほくろの直径サイズごとに料金を設定しており、小さいうちに取るのと大きく育ってからでは費用も異なります。

2mm以下のほくろ除去の値段

直径2mm以下の小さなほくろは、費用面では比較的リーズナブルに除去できます。

5,000〜10,000円以内で収まることも多く、湘南美容クリニックでは2mm以下1個9,800円、品川美容外科では初回限定で2mm以下1個3,980円といった価格設定があります。

実際の相場感として、1mm程度のほくろは約4,000〜20,000円とされていますが、レーザーや電気メスで処置できる小さなほくろなら1個5,000円前後で施術できるクリニックが多いのが現状です。

ただし複数個取る場合は個数分の費用が積み上がるため、数が多い場合は取り放題プランの検討もおすすめです。

5mm前後のほくろ除去の値段

直径5mm前後の中くらいのほくろになると、小さいものに比べて費用は高めになります。

目安として5,000〜30,000円程度と幅がありますが、施術方法によって価格帯が変わります。

5mm程度は電気メス法で対応できる上限ギリギリのサイズで、電気メスなら2〜3万円程度、切開法やくり抜き法になると手術代・麻酔代込みで数万円台になります。

共立美容外科では直径5mmまで19,690円、レーザー除去5mmで約20,000円というデータもあります。

形状によって適した治療法が変わり費用も上下するので、カウンセリング時に具体的な見積もりを確認するのが確実です。

大きいほくろ(6mm以上)の値段

直径6mm以上の大きなほくろは、費用もさらに高額になる傾向があります。

一般的に5mmを超えるサイズは切開手術が適用されることが多く、手術代・縫合代・薬代など込みで数万円〜数十万円になる場合もあります。

大きなほくろ1個あたり20,000〜50,000円程度が目安とされ、10mm近いほくろの場合、保険適用外の自由診療で切除するなら5〜10万円程度を見込む必要があります。

一方で悪性の疑いがあり保険適用となれば、3割負担で1〜2万円台で受けられる可能性もあります。

信頼できる医師のもとで安全に除去することが何より大切です。

ほくろ除去で保険適用になるケース

基本的に美容目的のほくろ除去は保険が適用されず、自由診療のため費用は全額自己負担になります。

しかし、一定の条件を満たす場合には保険適用となるケースもあります。

保険適用となる条件は、「治療（医療）目的と医師が判断した場合」です。具体的には以下のようなケースが該当します。

1. 悪性の疑いがある場合：形がいびつ、不規則に大きくなる、出血やかゆみがあるなど、悪性黒色腫などの可能性が否定できないほくろ
2. 日常生活に支障がある場合：視界を妨げる位置にある、髭剃りや衣服で常に擦れて出血するなど、生活上問題を起こしているほくろ

上記に当てはまり、医師が「切除すべき」と判断すれば保険適用となります。

その際の治療法は主に切除手術となり、患者負担は医療費の3割です。

ただし注意点として、保険が利くからといって必ずしも自由診療より安くなるわけではありません。

保険適用の場合、治療法がメスによる切除に限られ、レーザーなどは使えないことが多いです。また紹介状や検査代、初診料などが別途かかり、トータルでは自由診療と変わらないケースもあります。

「自費でも良いから傷跡を小さくしたい」という場合は、最初から美容クリニックに行う方が結果的に満足度が高いこともあります。

自分のほくろが保険適用になるか迷う場合は、皮膚科・形成外科など保険診療も自由診療も扱うクリニックで相談してみましょう。

ほくろ除去にかかる費用の内訳

ほくろ除去の総費用は、単純に「施術代」だけではありません。提示される料金には何が含まれるのかを把握しておくことも重要です。

思わぬ追加費用で予算オーバー…とならないよう、費用の内訳を確認しておきましょう。

施術費用以外にかかる料金

施術料金のほかに考慮すべき費用として、麻酔代（局所麻酔で1回数千円程度）、初診料・再診料（保険診療なら3割負担で数百円〜千円程度、美容クリニックは無料カウンセリングも多い）、検査代（組織検査が必要な場合は5,000円程度）、薬代・アフターケア代（術後の塗り薬や痛み止め、傷跡ケア用テープなど）があります。

傷跡をきれいに治すためのアフターケア用シリコンジェルなどを勧められるケースもあります。施術代以外の料金も含めてトータルでいくらかかるか、事前に確認しておくことが大切です。

初診料・カウンセリング料

初診料とは、初めて診察を受ける際の診察料金です。

保険診療の皮膚科であれば全国一律で算定され、3割負担で約1,000円前後です。

一方、美容クリニックのカウンセリング料は各院で異なり、無料としているところも多いです。

ただし、クリニックによってはカウンセリング当日に施術しない場合は医師の診察料がかかる場合もあります。事前に公式サイトの料金表で初診料やカウンセリング料が発生するかをチェックしましょう。

大手美容クリニック（TCB、品川美容外科、湘南美容クリニックなど）は初診料無料が多く、一般皮膚科・形成外科は保険診療ベースのため初診料がかかる傾向があります。

費用を抑えたいなら無料相談を活用しましょう。

アフターケア用品の費用

施術後のアフターケア用品にも費用がかかる場合があります。

具体的には、傷跡ケア用テープ（1週間ごとに交換するタイプで1箱数百〜千円程度）、軟膏・クリーム（炎症を抑える軟膏や傷跡を薄くするクリーム。保険処方なら数百円、美容目的は自費で数千円）、日焼け止め（特に顔のほくろ除去後は紫外線対策が重要）、テープ保護期間の化粧品（テープの上から使えるファンデーションなど）があります。

クリニックによっては「アフターケアキット」として施術費用に含めているところもありますが、別売りの場合は必要に応じて購入しましょう。

トータルでは数千円程度の追加になることが多いです。

湘南美容クリニックでは施術後の検診料が無料、TCBではアフターサポート相談窓口を設置するなど、術後フォローを無料提供しているクリニックもあります。

ほくろ除去の値段を安く抑える方法

「ほくろ除去にかかる費用をできるだけ節約したい!」という方のために、値段を安く抑えるコツを紹介します。

以下のポイントを押さえておけば、同じ内容の施術でもよりお得に受けられる可能性があります。

ほくろが小さいうちに除去する

ほくろは小さいうちに除去する方が、方法の選択肢が広く費用も安く済みやすいです。

小さなほくろならレーザーや電気メスといった簡易な方法で除去可能なため、手術のリスクやダウンタイムも少なく費用も抑えられます。

逆に放置して大きく育ってしまうと切開手術が必要になり、費用が跳ね上がるケースもあります。

美容目的であっても、直径が大きくなる前に取ってしまった方が結果的に経済的です。

特に顔のほくろは目につきやすく悩みのタネになりがちですから、直径2〜3mm以下のうちに除去するのがおすすめです。

ほくろ除去で人生変わったという声も多く聞かれます。

複数のクリニックでほくろ除去の料金比較する

ほくろ除去は保険適用外が基本のため、クリニックごとに料金設定が大きく異なります。

そこで、複数のクリニックの料金表を調べ、比較検討することが重要です。

最近はクリニックの公式サイトに料金が明示されているので、まずはインターネットで主要クリニックの価格をチェックしましょう。

「ほくろ除去 料金比較」「ほくろ除去 値段 相場」などで検索すると比較サイトも多数見つかります。

また、実際に無料カウンセリングを受けて見積もりを取るのも有効です。

複数を比べることで、自分の予算内でベストな選択ができるでしょう。

ほくろ取り放題プランを活用する

顔や体にほくろがたくさんあってまとめて取りたい場合は、「ほくろ取り放題プラン」を提供しているクリニックを検討しましょう。

複数個を一度に除去できるセットプランを利用すれば、1個ずつ取るより総額が安くなることがあります。

例えば「10個まで○円」「5mm以下なら何個でも定額○円」といったプランが代表的で、平均相場は約5〜10万円台というデータもあります。

ただし、プランには「直径○mm以下」などサイズ制限がある場合が多いので注意しましょう。

一度にあまりに多数のほくろを除去すると傷跡ケアが大変になるため、医師と相談の上で適切な個数で利用してください。

ほくろ除去のキャンペーンや初回割引を利用する

美容クリニックでは、期間限定キャンペーンや初回限定割引を行っていることがよくあります。これらを賢く利用すれば、通常より安い料金で施術を受けられます。

例えば「夏のほくろ・イボ除去キャンペーン」で特定期間中は20%オフ、新規患者限定で初回1個半額、シニア割引や誕生月割引など、様々な割引施策があります。

最新情報は各クリニックの公式サイトやSNS、メールマガジンで告知されるので要チェックです。

タイミングを合わせてキャンペーン期間中に施術することで、かなり費用を抑えられるケースもあります。特に繁忙期を避けたオフシーズンや開院記念の時期などは狙い目です。

皮膚科と美容クリニックのほくろ除去の値段の違い

ほくろ除去を受けるにあたり、「皮膚科に行くべきか、美容クリニックに行くべきか」で迷う方も多いでしょう。

両者では費用面や提供されるサービスに違いがあります。

それぞれの特徴と費用の傾向を理解し、自分に合った選択をしましょう。

皮膚科でほくろ除去する場合の費用

一般的な皮膚科（保険診療のクリニック）でほくろを除去する場合、保険適用になるかどうかで費用が大きく変わります。

医師が「治療が必要」と判断すれば保険で切除術を行うため、患者負担は数千円〜1.5万円程度に収まることが多いです。

病変の疑いがあれば3割負担で約1万円前後で済むケースもあります。

例えばある皮膚科では「2mm未満 11,000円、5mm未満 27,500円」といった自費料金を設定しています。

保険が効かないとなれば、皮膚科=安いとは一概に言えません。

「傷跡が残ってもいいから費用を抑えたい」「悪性のチェックをしたい」という方には皮膚科が向いています。

美容クリニックでほくろ除去する場合の費用

美容外科・美容皮膚科クリニックでのほくろ除去は、基本的に全て自由診療（保険適用なし）です。

したがって費用は全額自己負担ですが、その代わり施術の選択肢が多く、仕上がり重視の治療を受けられるメリットがあります。

費用相場としては、レーザーで5,000円〜、切開で1万円〜数万円と幅があります。

美容クリニックは価格競争もあるため意外と手頃な設定が多く、湘南美容クリニックでほくろ1個9,800円〜、TCBで1個4,980円〜など低価格を打ち出す大手もあります。

最新のレーザー機器を備え、なるべく跡を残さない治療や術後の経過チェック、ケア指導が充実しています。「多少お金がかかっても綺麗に取りたい」という方に向いているでしょう。

ほくろ除去は皮膚科と美容外科のどちらを選ぶべき？

皮膚科vs美容クリニックの選択は、あなたのほくろ除去の目的によって変わります。

皮膚科が向いている人は、悪性の可能性が気になる、保険適用になるなら利用したい、信頼できるかかりつけ医に相談したいという場合です。治療目的での除去なら皮膚科で保険が使える可能性があり、必要に応じて病理検査もそのまま行ってもらえます。

美容クリニックが向いている人は、見た目重視で跡を極力残したくない、自分で施術方法を選びたい、術後のケアや保証も含めて安心したいという場合です。美容目的の除去に特化しているため、施術の選択肢が豊富で仕上がりもきれいになるよう配慮されています。

費用面で比較すると、保険が使えるケースでは皮膚科の方が安くなる傾向です。

まとめ

ほくろ除去の値段は、「治療法」と「ほくろの大きさ」で大きく変わります。

レーザーや電気メスなら数千円〜、切開手術なら数万円と幅広い料金設定があります。

基本的に美容目的では保険適用外で自己負担になりますが、悪性の疑いや生活上の問題があれば保険が使え、費用を大きく抑えられる可能性があります。

費用の内訳としては、施術代のほかに麻酔代・初診料・薬代などがかかる場合もありますが、クリニックによって無料サービスしていることもあるので事前確認が重要です。

また、ほくろ除去費用を安く抑えるコツとして、小さいうちに取ること、複数クリニックを比較すること、取り放題プランやキャンペーンを活用することが挙げられます。

最後に、皮膚科と美容クリニックの違いについてもお伝えしました。

保険適用で安さを求めるなら皮膚科、仕上がりの美しさやサービス充実を求めるなら美容クリニックといったように、自分の優先順位で選ぶと良いでしょう。

あなたの一歩でコンプレックスを解消し、自信を持てる素肌を取り戻しましょう。

ぜひ本記事の情報を参考に、後悔しないクリニック選びと治療法選択を進めてみてください。