埋没法の糸って、どれくらい持つの?自分のまぶたに合う糸はどうやって選べばいいんだろう…
「二重整形の糸って、種類がたくさんあるけど結局どれを選べばいいの?」——埋没法を検討し始めると、多くの方がこの疑問にぶつかります。クリニックごとに使われる糸の種類や留め方が異なり、料金も保証内容もバラバラ。カウンセリングで説明を受けても、「本当にこれで大丈夫?」と不安が残る方は少なくありません。
さらに、「糸が取れて元に戻ったらどうしよう」「ダウンタイムはどのくらい?周りにバレない?」「そもそも切開法のほうがいいのでは?」といった悩みも次々と浮かんでくるものです。
- 二重整形の糸(埋没法)の基本的な仕組み
- 糸の種類ごとの特徴比較
- 持続期間の目安
- 取れやすくなる原因と長持ちさせるコツ
- 知っておきたいリスクや失敗例
- まぶたのタイプ別に最適な糸の選び方
この記事では、上記のポイントを初めての方にもわかりやすく徹底解説します。
「情報が多すぎて何を信じればいいかわからない」という方こそ、ぜひ最後まで読んでみてください。後悔しない二重整形のために、正しい知識を一緒に整理していきましょう。
二重整形の糸(埋没法)とは?切らずにできる二重術の基本
「二重整形に興味はあるけど、そもそも糸を使った施術ってどういう仕組みなの?」という疑問をお持ちの方は多いと思います。ここではまず、二重整形の糸(埋没法)の基本的なメカニズムを、美容クリニックで日々施術に携わる看護師の視点からわかりやすくお伝えしますね。
切開法との違いや、ご自身に埋没法が合っているかどうかの判断ポイントも一緒に確認していきましょう。
埋没法の仕組み|糸でまぶたを留めて二重ラインを作る
埋没法とは、医療用の極細い糸をまぶたの内側に通し、皮膚と奥の組織を結びつけることで二重のラインを形成する施術です。メスを使って皮膚を切る必要がないため、「切らない二重整形」とも呼ばれています。
具体的な仕組みをもう少し詳しくご説明しますね。
- デザイン:まず、希望する二重の幅やラインを医師と相談しながら、まぶたの上にマーキングします
- 麻酔:局所麻酔をまぶたに注射します。チクッとした痛みはありますが、施術中はほとんど痛みを感じません
- 糸の挿入:専用の細い針を使い、まぶたの皮膚側から糸を通します。糸はまぶたの裏側にある「瞼板(けんばん)」または「挙筋腱膜(きょきんけんまく)」という組織に引っかけて固定します
- 結紮(けっさつ)・埋没:糸の結び目を皮膚の中に埋め込み、外からは見えないように処理します
この「瞼板に留めるか、挙筋に留めるか」で施術の名称が変わります。
| 留め方 | 特徴 |
|---|---|
| 瞼板法 | 硬い組織に固定するため安定感がある。まぶたが薄い方に向いている |
| 挙筋法 | 柔らかい組織に留めるため、より自然な二重ラインになりやすい。まぶたが厚めの方にも対応可能 |
施術時間は片目あたり約10〜15分、両目で20〜30分程度が目安です。私がクリニックで見ていても、「え、もう終わったんですか?」と驚かれる患者さまがとても多いですよ。
痛みに関しても、麻酔が効いている間はほぼ無痛です。麻酔の注射自体が怖いという方には、事前に点眼麻酔(目薬タイプ)や笑気麻酔を併用してくれるクリニックもあるので、カウンセリング時に相談してみてくださいね。
切開法との違い|ダウンタイム・持続性・費用を比較
「二重整形の糸(埋没法)と切開法、どっちにすればいいの?」——これは本当によくいただくご質問です。それぞれにメリット・デメリットがあるので、比較表で整理してみましょう。
| 比較項目 | 埋没法(糸) | 切開法 |
|---|---|---|
| 施術方法 | 糸でまぶたを留める | メスで皮膚を切開し、二重ラインを作る |
| 施術時間 | 約20〜30分 | 約40〜60分 |
| ダウンタイム | 腫れ:約3〜7日 / 内出血:約1〜2週間 | 腫れ:約2〜4週間 / 内出血:約2〜3週間 |
| 持続期間 | 約3〜10年(個人差あり) | 半永久的 |
| 費用相場 | 約3万〜15万円 | 約15万〜40万円 |
| 元に戻せるか | 戻せる(抜糸可能) | 基本的に戻せない |
| 傷跡 | ほぼ目立たない | 二重ライン上に薄く残る場合がある |
| 仕上がりの自由度 | ナチュラルな二重向き | 幅広二重・くっきりラインも対応可 |
埋没法の最大のメリットは、なんといってもダウンタイムの短さと「やり直しがきく」安心感です。実際に、週末に施術を受けて月曜日から出勤される方もいらっしゃいます(もちろん個人差はありますが)。
一方で、切開法は半永久的な持続力が魅力です。「何度も埋没法をやり直すのは嫌」「しっかりした幅広の二重にしたい」という方には切開法のほうが向いているケースもあります。
編集部ここで大切なのは、「どちらが優れている」ではなく「自分のまぶたの状態と希望に合っているのはどちらか」という視点です。最初は埋没法で試してみて、将来的に切開法にステップアップするという選択肢もあるので、「まずは糸で様子を見たい」というスタンスでも全然OKですよ。
埋没法が向いている人・向いていない人の特徴
「自分のまぶたに埋没法は合っているのかな?」——これも施術前に必ず確認しておきたいポイントです。日々カウンセリングに同席している立場から、向いている方・向いていない方の特徴を正直にお伝えしますね。
- まぶたの皮膚が薄く、脂肪が少ない方:糸がしっかり組織をキャッチしやすく、持続期間も長くなる傾向があります
- ナチュラルな末広型〜やや幅のある二重を希望する方:自然な仕上がりは埋没法の得意分野です
- ダウンタイムを最小限にしたい方:仕事や学校を長期間休めない方に最適
- 初めての二重整形で不安がある方:万が一気に入らなくても抜糸で元に戻せるため、心理的なハードルが低い
- 将来的にデザインを変えたい可能性がある方:年齢やトレンドに合わせて調整できる柔軟性があります
- まぶたの皮膚が厚く、脂肪が多い方:糸にかかる負荷が大きくなり、取れやすい・ゆるみやすい傾向があります
- 幅広の平行型二重をしっかり作りたい方:埋没法だけでは維持が難しいケースがあります
- 蒙古ひだ(目頭の皮膚のかぶさり)が強い方:目頭切開の併用が必要になることも
- 過去に何度も埋没法が取れた経験がある方:組織が緩んでいる可能性があり、切開法への切り替えを検討したほうがよい場合があります
「まぶたの厚さ」は埋没法の持続性を左右する最大の要因です。ご自身では判断が難しい部分なので、必ず医師に直接まぶたの状態を診てもらうことをおすすめします。カウンセリングは無料のクリニックも多いので、「まず自分が埋没法に向いているか確認するだけ」という目的で足を運んでみるのも賢い選択ですよ。

二重整形に使われる糸の種類と特徴を徹底比較
ここからは、二重整形の糸そのものに焦点を当てて、素材・留め方・固定部位・クリニック独自糸の4つの観点から徹底比較していきます。カウンセリングで「うちはこの糸を使っています」と説明されても、予備知識がないと良し悪しの判断ができませんよね。以下で詳しくお伝えしますので、クリニック選びの参考にしてくださいね。
糸の素材の違い|ナイロン・ポリプロピレン・PVDFの特徴
埋没法で使われる糸の素材は、大きく分けてナイロン・ポリプロピレン・PVDF(ポリフッ化ビニリデン)などが代表的です。「どの素材が一番いいの?」と聞かれることが本当に多いのですが、それぞれに明確な特徴があるので、一概に「これがベスト」とは言えません。以下の比較表を見ていただくとイメージしやすいと思います。
| 素材 | 柔軟性 | 体への馴染み | 耐久性 | 主な採用クリニック傾向 |
|---|---|---|---|---|
| ナイロン | やや硬め | 馴染みやすい(経年で加水分解あり) | 3〜5年程度 | 大手・低価格帯クリニック |
| ポリプロピレン | 柔らかい | 非常に馴染みやすい | 5〜10年以上 | 中〜高価格帯クリニック |
| PVDF(ポリフッ化ビニリデン)系 | 非常に柔らかい | 生体適合性が高い | 半永久的とされる | 高価格帯・専門クリニック |
ナイロン糸は最も歴史が長く、多くのクリニックで採用されています。コストが抑えられるため料金が安い施術プランに使われることが多いですが、長期間経つと体内で少しずつ劣化(加水分解)する性質があり、持続期間は3〜5年程度が目安です。
ポリプロピレン糸はナイロンより柔軟性が高く、体内での劣化がほとんどありません。そのため持続力が長いのが最大のメリットで、近年は多くのクリニックがナイロンからポリプロピレンに移行しています。
PVDF(ポリフッ化ビニリデン)系の糸は、フッ素樹脂の一種であり、生体適合性(体が異物として反応しにくい性質)に優れ、糸の周囲に炎症が起きにくいとされています。ただし価格はやや高めで、取り扱いクリニックも限られます。
留め方の違い|1点留め・2点留め・多点留めの持続力比較
埋没法では、まぶたに糸を留める点数(ポイント数)を選べるクリニックがほとんどです。1点留め・2点留め・3点留め・4点留め、さらには6点留めを提供しているところもあります。「点数が多いほど良いのでは?」と思いがちですが、実はそう単純ではありません。
- 1点留め:最もダウンタイムが短く、費用も安い。ただし持続力は低く、軽い二重ラインを試したい方やまぶたが薄い方向け。平均持続期間は1〜3年程度
- 2点留め:最もスタンダードな方法。コストと持続力のバランスが良く、初めての二重整形で選ばれることが多い。平均持続期間は3〜5年程度
- 3点留め:2点留めより安定感が増し、やや幅広の二重にも対応しやすい。まぶたの脂肪がやや多い方にも適応可能。平均持続期間は5〜8年程度
- 4点留め以上:最も強固な固定力。ただしまぶたへの負担が増えるため、腫れが長引きやすく、糸玉(しこり)のリスクもやや上がる
ここで知っておいてほしいのが、留め点数が増えるほど費用も上がるという点です。1点留めで片目1万円台のクリニックもあれば、4点留めで両目15万円以上になるケースもあります。
私がカウンセリングに同席していて感じるのは、多くの方には2点留めまたは3点留めで十分ということ。点数を増やせば持続力は上がりますが、まぶたが薄い方が4点留めにしても「オーバースペック」になるだけです。自分のまぶたの状態に合った点数を医師と相談して決めるのが、費用面でも仕上がり面でも最善の選択ですよ。
瞼板法と挙筋法の違い|固定部位で変わる仕上がりと安全性
糸の素材や点数だけでなく、糸をどこに固定するか(固定部位)によっても仕上がりや安全性が大きく変わります。主な方法は「瞼板法(けんばんほう)」と「挙筋法(きょきんほう)」の2つです。
まぶたの裏側にある硬い板状の組織「瞼板(けんばん)」に糸を固定する方法です。
- メリット:固定先が硬くしっかりしているため、糸が外れにくく持続力が高い。手術手技がシンプルで、多くの医師が対応可能
- デメリット:瞼板に糸が直接触れるため、角膜(目の表面)を傷つけるリスクがゼロではない。糸が露出した場合にゴロゴロとした異物感が出やすい
- 向いている方:まぶたの皮膚が薄い方、しっかり持続させたい方
まぶたを持ち上げる筋肉「挙筋(きょきん)」またはその腱膜に糸を固定する方法です。
- メリット:瞼板に糸が触れないため角膜損傷のリスクが低い。柔らかい組織に固定するので、仕上がりがより自然でナチュラル
- デメリット:固定先が柔らかい分、瞼板法と比べるとやや取れやすいとされる。医師の技術力による差が出やすい
- 向いている方:コンタクトレンズを常用する方、ナチュラルな仕上がりを重視する方、まぶたの脂肪がやや多い方
最近のトレンドとしては、挙筋法を採用するクリニックが増えている印象です。角膜への安全性が高いことが評価されており、特にコンタクトレンズユーザーの多い20〜30代女性には挙筋法をすすめる医師が多いですね。
編集部ただし、ここでも重要なのは「どちらの方法が自分に合っているか」を医師に判断してもらうこと。まぶたの構造は一人ひとり異なりますし、希望する二重のデザインによっても最適な固定部位は変わります。カウンセリングでは「瞼板法ですか?挙筋法ですか?」と具体的に質問してみると、そのクリニックの方針や医師の考え方がわかるのでおすすめですよ。
クリニック独自の糸(スーパーナチュラル・極細糸など)の実態
クリニックのホームページを見ていると、「スーパーナチュラル埋没法」「極細プレミアム糸」「○○式オリジナル糸」など、独自のブランド名がついた糸や施術メニューをよく見かけますよね。正直なところ、これらの名称に惑わされてしまう方がとても多いです。
現場にいる立場からお伝えすると、クリニック独自の名称がついていても、基本的な素材はナイロンかポリプロピレンのいずれかであることがほとんどです。違いがあるとすれば以下のようなポイントです。
- 糸の太さ(細さ):極細糸は腫れが少なくダウンタイムが短い傾向がある一方、細すぎると強度が下がる可能性も
- 糸の表面加工:滑りにくいコーティングや、組織への馴染みを良くする特殊加工が施されているもの
- 針の形状:糸そのものではなく、縫合に使う針の細さや曲がり具合を工夫しているケース
- 留め方のテクニック:糸の種類というより、編み込み式・クロス式など留め方の工夫に独自名称をつけているパターン
つまり、「独自糸=革新的な新素材」というわけではなく、既存素材に工夫を加えたものやマーケティング上の差別化であるケースが大半です。もちろん、細さや加工の違いが仕上がりに影響することはありますので、すべてが「名前だけ」とは言いません。
- 「この糸の素材は何ですか?(ナイロン?ポリプロピレン?)」
- 「一般的な糸と比べて具体的に何が違うのですか?」
- 「この糸を使った場合の持続期間の実績データはありますか?」
編集部これらの質問に明確に答えてくれるクリニックは信頼度が高いです。逆に、「当院オリジナルなので詳しくはお伝えできません」とはぐらかされる場合は要注意。二重整形の糸選びでは、ブランド名よりも素材・太さ・留め方の具体的な情報を確認することが、後悔しないための最大のコツですよ。
二重整形の糸の持続期間|取れやすい原因と長持ちさせるコツ
埋没法で二重を手に入れたあと、多くの方が気になるのが「この二重、いつまで持つの?」という疑問ではないでしょうか。実際に施術後のカウンセリングでも、持続期間に関する質問は本当に多いです。ここでは、二重整形の糸が取れやすくなる原因と、少しでも長持ちさせるための具体的なコツをお伝えしていきますね。
糸が取れやすい人の特徴|まぶたの厚さ・二重幅・生活習慣
まず知っておいていただきたいのは、埋没法の糸が取れるリスクには明確な「個人差」があるということです。同じ糸・同じ留め方でも、数年以上キープできる方もいれば、1年以内に緩んでしまう方もいます。私がこれまで多くの患者さんを見てきた中で、特に取れやすい傾向がある方の特徴を以下にまとめました。
- まぶたの脂肪が厚い方:脂肪が多いと糸にかかる負荷が大きくなり、食い込みが浅くなりやすい
- 皮膚のたるみが強い方:加齢や体質によりまぶたの皮膚が余っていると、糸だけで二重ラインを維持するのが難しくなる
- 眼窩脂肪(がんかしぼう)が突出している方:まぶたの奥にある脂肪が前に出ている場合、糸が組織をしっかりキャッチしにくい
- 幅広の平行二重を希望する方:二重幅が広いほど糸にかかるテンション(引っ張る力)が強くなり、緩みやすくなります
- 左右差を大きく矯正する場合:もともとの目の構造と大きくかけ離れたデザインは、戻りやすい傾向があります
- 目をよく擦る癖がある方(花粉症・アトピー性皮膚炎・ドライアイなど)
- コンタクトレンズを毎日使用する方(特にハードレンズはまぶたへの刺激が大きい)
- アイプチ・アイテープを長期間使用していた方(まぶたの皮膚が伸びている可能性)
- 激しいスポーツや格闘技をされる方
✅ セルフチェックポイント
上記の項目に3つ以上当てはまる方は、カウンセリング時に必ず医師に伝えてください。場合によっては留め点数を増やす・挙筋法を選ぶ・切開法を検討するなど、最初から取れにくい方法を提案してもらえます。
平均的な持続期間の目安|糸の種類・留め点数別データ
「埋没法は何年もちますか?」——この質問に対して、正直に言えば「人によります」としか言えないのが現実です。ただ、それだけでは参考にならないと思いますので、一般的な目安を留め方や術式別に整理しました。
| 留め方・術式 | 平均的な持続期間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1点留め | 約1〜3年 | 最も手軽だが戻りやすい。軽い一重〜奥二重の方向け |
| 2点留め | 約3〜5年 | 最もポピュラー。コストと持続期間のバランスが良い |
| 3〜4点留め | 約5〜8年以上 | まぶたが厚めの方や幅広二重希望の方に適する |
| 線留め(連結式) | 約5〜10年以上 | 複数点を1本の糸で連結するため安定感が高い |
| 瞼板法(けんばんほう) | 約3〜5年 | 瞼板に直接固定。ダウンタイムが比較的短い |
| 挙筋法(きょきんほう) | 約5〜10年以上 | 挙筋腱膜に固定。自然な仕上がりで持続しやすい |
注意していただきたいポイントがいくつかあります。
- 上記はあくまで統計的な目安であり、10年以上持つ方もいれば、半年で取れてしまう方もいます
- 「永久保証」を謳うクリニックもありますが、これは「取れたら無料で再施術します」という保証であって、「一生取れない」という意味ではありません
- 糸の素材別で見ると、ポリプロピレン(溶けない糸)はナイロンよりも経年劣化しにくいとされていますが、劇的な差ではないというのが現場の実感です
- 持続期間は「完全に取れるまでの期間」ではなく、「ラインが薄くなり始める時期」を指すことが多いので、クリニックに確認する際は定義を聞いておきましょう
私の経験上、2点留め以上+挙筋法の組み合わせが持続期間と仕上がりの自然さのバランスが最も良いと感じています。ただし、これもまぶたの状態によって最適解は変わりますので、カウンセリングで複数の選択肢を提示してくれる医師を選ぶことが大切です。
糸を長持ちさせる3つのポイント|目元ケア・紫外線対策・むくみ対策
施術が終わったら「あとは放っておくだけ」と思っていませんか? 実は、施術後のセルフケア次第で二重整形の糸の持ちは大きく変わります。ここでは、私が患者さんに必ずお伝えしている3つの具体的なケア方法をご紹介します。
① 目元を擦らない+アイメイクの見直し
糸が緩む原因の中で、最も多いのが「物理的な刺激」です。
- 施術後1ヶ月間は特に注意が必要。まぶたの組織と糸がなじむまでの期間は、少しの刺激でもズレやすい
- クレンジングはゴシゴシ擦らず、オイルタイプやバームタイプで優しく浮かせて落とす
- つけまつげ・まつげエクステはまぶたへの負担が大きいため、施術後しばらくは控えるのがベター(目安は最低1ヶ月、できれば3ヶ月)
- 花粉症の方は、シーズン前から点眼薬や内服薬で対策し、目を擦る回数を減らす工夫を
② 紫外線対策で皮膚のたるみを予防
意外と見落としがちなのが紫外線の影響です。
- 紫外線はまぶたのコラーゲンやエラスチンを破壊し、皮膚のハリを低下させます
- 皮膚がたるむと糸にかかる負荷が増え、ラインが浅くなる・消える原因に
- 日焼け止め(SPF30以上)をまぶた周辺にも塗る、サングラスや帽子を活用するなど、日常的なUVケアを習慣にしましょう
- 目元専用のUVカット機能付きアイクリームも効果的です
③ むくみ対策で糸への負担を軽減
朝起きたときにまぶたがパンパンに腫れている経験、ありませんか? むくみは糸を内側から押し広げる力になるため、慢性的なむくみは持続期間を短くする要因になります。
- 塩分の摂りすぎに注意(特に夜の食事)
- アルコールの過剰摂取を控える(飲んだ翌朝のむくみは糸にダメージ大)
- 寝る前の水分の一気飲みを避け、日中にこまめに水分補給する
- 枕を少し高めにして寝ると、顔周りの水分が溜まりにくくなります
- 温冷タオルの交互使用で朝の血行を促進するのもおすすめ
二重整形の糸に関するリスクと失敗例|後悔しないための知識
二重整形の糸を使った埋没法は「切らない」「元に戻せる」というメリットが強調されがちですが、リスクがゼロの美容施術は存在しません。私自身、クリニックで多くの患者さまの施術前後をサポートしてきた中で、「こんなはずじゃなかった」と後悔される方を少なからず見てきました。
だからこそ、リスクや失敗例を事前に正しく知っておくことが、後悔しない二重整形への第一歩です。ここでは、埋没法で実際に起こりうるトラブルとその対処法をお伝えします。
糸が透けて見える・ポコッとする原因と対処法
埋没法の施術後に「まぶたの表面に糸の結び目がポコッと盛り上がっている」「目を閉じたときに糸が透けて見える」というご相談は、実はそれほど珍しくありません。特に施術直後〜1ヶ月以内は腫れの影響もあって目立ちやすく、不安を感じる方が多い時期です。
主な原因
- 糸の結び目の埋め込みが浅い:結び目を皮膚の深い位置に埋め込む技術が不十分だと、表面から透けたり触ると硬いしこりのように感じたりします
- まぶたの皮膚が薄い:もともと皮膚が薄い方は、適切に埋め込んでいても糸が目立ちやすい傾向があります
- 糸の太さ・素材の問題:使用する糸が太すぎたり、素材が硬すぎたりすると、組織になじみにくく凹凸が出やすくなります
- 時間経過による糸の移動:まぶたを擦る癖などで糸が少しずつ移動し、結び目が浅い位置に出てくることがあります
対処法と相談のタイミング
| 症状 | 対応の目安 |
|---|---|
| 施術後1ヶ月以内の軽い凹凸 | 腫れが引くと改善することが多いため、まず経過観察 |
| 1ヶ月以降もポコッとした状態が続く | 施術したクリニックに相談し、修正の要否を判断 |
| 糸が皮膚から飛び出している | すぐにクリニックを受診(感染リスクあり) |
修正方法としては、結び目の位置を調整する再固定や、一度抜糸して糸をかけ直す方法があります。保証期間内であれば無料で対応してもらえるクリニックも多いので、「気になるけど我慢している」という方は、遠慮せず早めに相談してください。放置すると修正の選択肢が狭まることもあります。
感染・炎症・左右差などのリスクと発生確率の目安
二重整形の糸を使った埋没法は比較的安全性の高い施術ですが、体内に異物(糸)を入れる以上、一定のリスクは避けられません。以下が主なリスクと、現場感覚も含めた発生頻度の目安です。
| リスク | 発生頻度の目安 | 初期症状・サイン |
|---|---|---|
| 感染・化膿 | 1%未満(稀) | 施術後数日〜1週間で強い赤み・熱感・膿が出る |
| 炎症・腫れの長期化 | 5〜10%程度 | 2週間以上経っても腫れが引かない、痛みが続く |
| 左右差 | 10〜20%程度(軽微なものを含む) | 腫れが引いた後に二重幅の左右差が気になる |
| 角膜への刺激 | 稀(結膜側に結び目がある場合) | 目がゴロゴロする、充血が続く |
| アレルギー反応 | 極めて稀 | 糸の素材に対する異物反応で慢性的な腫れが出る |
特に注意すべきポイント
左右差は最も多いトラブルの一つです。ただし、人間の顔はもともと完全な左右対称ではないため、「左右差=失敗」とは限りません。施術前から左右の目の開き方や眉の高さに差がある場合、それを考慮したデザインが必要です。カウンセリング時に左右の骨格差を指摘してくれる医師は信頼度が高いと言えます。
感染は発生頻度こそ低いものの、放置すると重症化するリスクがあります。施術後に以下の症状が出たら、翌日を待たずにクリニックに連絡してください。
- まぶたが異常に赤く腫れ、熱を持っている
- 黄色や緑色の膿が出ている
- 38度以上の発熱がある
- 施術後3日以降なのに痛みが強くなっている(通常は徐々に軽減する)
リスクの発生確率はクリニックの衛生管理体制や医師の技術力によって大きく左右されます。「安いから」という理由だけでクリニックを選ぶのは、リスクを自ら高める行為です。症例数・医師の経歴・衛生管理の説明が明確なクリニックを選びましょう。
糸を抜糸・修正できる期間と条件|やり直しの現実
「埋没法は糸を取れば元に戻せる」——これは半分正解で、半分は不正確です。確かに切開法と違って糸を除去すれば元のまぶたに近い状態に戻せますが、「いつでも簡単に取れる」わけではありません。
抜糸の難易度は時間とともに上がる
| 施術からの期間 | 抜糸の難易度 | 備考 |
|---|---|---|
| 〜6ヶ月 | 比較的容易 | 糸が組織に癒着しきっていないため、スムーズに除去できるケースが多い |
| 6ヶ月〜3年 | やや難しい | 糸の周囲に組織が巻き付き始め、見つけにくくなる。経験豊富な医師なら対応可能 |
| 3年以上 | 難しい | 糸が完全に組織に埋もれ、一部しか除去できないことも。無理に探すとまぶたを傷つけるリスクあり |
つまり、「やっぱり元に戻したい」「デザインを変えたい」と思ったら、できるだけ早く行動することが大切です。
修正・やり直しの現実
実際にクリニックで見てきた修正パターンをお伝えすると、大きく3つに分かれます。
- 抜糸のみ:二重ラインを完全にリセットしたい場合。費用相場は2万〜5万円程度(クリニックにより異なる)
- 抜糸+再埋没:デザインを変えてやり直したい場合。元の糸を除去した後、新しい位置に糸をかけ直す。同日に行えるクリニックと、1ヶ月程度空けるクリニックがある
- 埋没法から切開法へのステップアップ:何度も埋没法が取れてしまう方や、まぶたの脂肪が厚い方は、医師から切開法を提案されることも。埋没法を3回以上繰り返している場合は、切開法への移行を真剣に検討すべきタイミングです
クリニック選びで確認すべきこと
修正や抜糸を見据えて、施術前に以下の点を必ず確認しておきましょう。
- 保証期間と保証内容:「糸が取れた場合の再施術」が含まれるか、回数制限はあるか
- 他院修正への対応:他のクリニックで受けた埋没法の抜糸・修正に対応しているか(対応していないクリニックも多い)
- 抜糸の費用:保証に含まれるのか、別途費用がかかるのか
- 修正時のダウンタイム:初回よりも腫れが強く出ることがあるため、スケジュールの確認が必要
💡 看護師からの本音アドバイス
「埋没法は何度でもやり直せる」と安易に考えるのは危険です。糸を入れたり抜いたりを繰り返すと、まぶたの組織にダメージが蓄積し、皮膚が伸びたり瘢痕(はんこん)組織ができたりして、最終的にきれいなラインが作りにくくなることがあります。だからこそ、1回目の施術で信頼できる医師・クリニックを選ぶことが、結果的に最もコスパが良い選択なのです。
二重整形の糸の選び方|まぶたのタイプ別おすすめの組み合わせ
ここまで、二重整形の糸の種類や留め方、持続期間、抜糸・修正の現実についてお伝えしてきました。では、「結局、自分にはどの糸と留め方が合っているの?」という最も気になるポイントに踏み込んでいきましょう。
実は、二重整形の糸選びに「万人共通の正解」はありません。まぶたの厚さ・脂肪量・皮膚のたるみ具合・希望する二重の幅・日常生活のスタイル——これらの要素を総合的に考えて、自分に最適な組み合わせを見つけることが大切です。
クリニックで多くの患者さんのまぶたを見てきた経験から、タイプ別のおすすめを具体的にご紹介しますね。
まぶたが薄い人向け|1〜2点留め+細糸で自然な仕上がり
まぶたが薄く、脂肪が少ない方は、埋没法が最も成功しやすいタイプです。正直にお伝えすると、このタイプの方は糸選びで大きく失敗することは少なく、シンプルな施術で十分に美しい二重ラインが作れます。
おすすめの組み合わせ:
| 項目 | おすすめ内容 |
|---|---|
| 留め方 | 1〜2点留め(点留め)で十分 |
| 糸の種類 | 極細ナイロン糸(7-0〜8-0)またはポリプロピレン糸 |
| 二重幅 | 末広型〜やや広めのMIX型が最も自然 |
| 持続期間の目安 | 5年〜10年以上(個人差あり) |
まぶたが薄い方に多点留め(3点・4点)を行うと、かえって不自然なラインになったり、糸の結び目がポコッと目立ったりするリスクがあります。「点数が多いほど安心」と思いがちですが、薄いまぶたには必要最小限の留め点数がベストです。
また、糸は細ければ細いほど組織への負担が少なく、術後の腫れも最小限に抑えられます。まぶたが薄い方は内出血も出にくい傾向があるため、ダウンタイムが短く済むのも大きなメリットです。
まぶたが厚い・脂肪が多い人向け|多点留めや脂肪取りとの併用
まぶたが厚い方やぽってりとした脂肪が多い方は、埋没法の中でも最も慎重に糸と留め方を選ぶ必要があるタイプです。ここを正しく判断できるかどうかで、二重の持続期間が大きく変わります。
なぜまぶたが厚いと取れやすいのか?
糸で折り込んだラインに対して、厚い皮膚や脂肪の重みが常に下方向にかかるため、糸にかかる負荷が大きくなります。1〜2点留めでは支えきれず、早い方だと半年〜1年で二重ラインが薄くなる・消えることも珍しくありません。
おすすめの組み合わせ:
| 項目 | おすすめ内容 |
|---|---|
| 留め方 | 3〜4点留め、または線留め(連結タイプ) |
| 糸の種類 | 強度の高いポリプロピレン糸やPVDF糸 |
| オプション | まぶたの脂肪取り(脱脂)を併用すると持続力が大幅にアップ |
| 持続期間の目安 | 脱脂なし:2〜5年/脱脂あり:5年以上 |
特に注目してほしいのが、脂肪取り(脱脂)との併用です。まぶたの余分な脂肪を小さな穴から除去してから糸をかけることで、糸にかかる負荷が減り、持続期間が格段に延びます。費用は追加で3万〜8万円程度かかりますが、「何度も埋没法をやり直す費用」と比べれば、長期的にはコスパが良いケースが多いです。
編集部また、まぶたの厚みが著しい場合は、最初から切開法を検討したほうが良いこともあります。カウンセリングで「埋没法でも大丈夫ですよ」と言われても、複数のクリニックで意見を聞くことを強くおすすめします。クリニックによっては埋没法の売上を優先して、本来は切開法が適しているケースでも埋没法を勧めることがあるからです。
幅広二重を希望する人向け|取れやすいリスクと対策
「韓国アイドルのようなくっきり幅広の平行二重にしたい」——こうしたご希望は非常に多いのですが、幅広二重は埋没法において最も取れやすいデザインであることを、まず知っておいてください。
- 二重の幅が広いほど、糸が皮膚を引き込む距離が長くなる
- 引き込む距離が長い=糸にかかるテンション(張力)が大きい
- テンションが大きい=糸がまぶたの組織を切り裂いて(チーズワイヤー現象)外れやすい
特に、もともとの目の構造が一重で蒙古ひだ(目頭の皮膚のかぶさり)が強い方が幅広平行二重を希望する場合、糸だけでは理想のラインを維持できない可能性が高いです。
幅広二重を少しでも長持ちさせるための対策:
- 線留め(連結式)を選ぶ:点留めよりも力が分散され、ラインが安定しやすい
- 3〜4点以上の多点留めにする:1点あたりの負荷を軽減
- 強度の高い糸(PVDF糸・ポリプロピレン糸)を使用:ナイロン糸より耐久性が高い
- 術後1ヶ月はまぶたを擦らない:糸が安定するまでの期間が特に重要
- 欲張りすぎない幅設定にする:医師と相談し、自分のまぶたの構造で無理のない最大幅を見極める
どうしても幅広の平行二重を希望する場合は、埋没法+目頭切開の併用や、最初から切開法を選択肢に入れるほうが、結果的に満足度が高くなるケースが多いです。
費用相場と糸のグレード|安すぎるプランに潜むリスク
二重整形の糸にかかる費用は、糸の種類・留め点数・クリニックの方針によって大きく異なります。まずは相場感を把握しておきましょう。
埋没法の費用相場(両目・税込):
| 施術内容 | 費用相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 1点留め(ナイロン糸) | 1万〜5万円 | キャンペーン価格で1万円以下のクリニックも |
| 2点留め(ナイロン糸) | 3万〜8万円 | 最もポピュラーな価格帯 |
| 2〜3点留め(高品質糸) | 8万〜15万円 | ポリプロピレン・PVDF糸使用 |
| 線留め(連結式) | 10万〜20万円 | 持続力重視のプレミアムプラン |
| 多点留め+脂肪取り | 15万〜30万円 | まぶたが厚い方向けのセットプラン |
ここで気をつけてほしいのが、「両目○○円〜」という格安プランです。
- 使用する糸のグレードが低い:耐久性の低いナイロン糸のみで、持続期間が短い
- 留め点数が最小限:1点留めのみで、取れやすい
- 保証がない、または極端に短い:取れても再施術は有料
- カウンセリングで高額プランへの誘導:「あなたのまぶたには○○プラン(高額)が必要です」とアップセルされるケースが多い
- 医師の経験が浅い:格安プランは研修中の医師が担当することもある
- 両目2点留めで5万〜10万円程度が、技術・糸の品質・保証のバランスが取れた価格帯
- 1年以上の保証(糸が取れた場合の再施術無料)が付いているか確認
- カウンセリングが丁寧で、無理な勧誘がないクリニックを選ぶ
- 料金だけでなく、医師の症例数・口コミ・修正対応の実績を総合的に判断する
編集部「安いから」という理由だけでクリニックを選んだ結果、1年以内に糸が取れて再施術→結局トータルで高額になったという患者さんを何人も見てきました。二重整形の糸は、安さではなく”1回の施術でどれだけ長く満足できるか”で選ぶのが正解です。信頼できる医師のカウンセリングを2〜3院で受けて比較し、納得した上で施術を受けることが、後悔しない最大の秘訣です。

二重整形の糸で後悔しないクリニックの選び方5つのポイント
ここまで、二重整形の糸の種類や費用相場について詳しく解説してきました。しかし、どれだけ良い糸を選んでも、クリニック選びを間違えれば後悔につながります。
実際に現場で働いていると、「前のクリニックで失敗して、やり直したい」と相談に来る患者さんが少なくありません。その多くが、クリニック選びの段階で確認すべきポイントを見落としていたケースです。
ここでは、二重整形の糸で後悔しないために、カウンセリング前に必ずチェックしてほしい5つのポイントを具体的にお伝えします。
- 使用する糸の種類と実績を明示しているか確認する
- 担当医師の専門性と症例数|眼科・形成外科出身かチェック
- 保証制度の内容|取れた場合の無料再施術・抜糸対応を確認
- カウンセリングで確認すべき5つの質問リスト
使用する糸の種類と実績を明示しているか確認する
まず最初に確認してほしいのが、そのクリニックが使用する糸の種類・素材・メーカーを公式サイトやカウンセリングで明確に開示しているかどうかです。
信頼できるクリニックであれば、以下のような情報をきちんと説明してくれます。
- 糸の素材:ナイロン・ポリプロピレン・PVDFなど、どの素材を使うか
- 糸のメーカー・ブランド名:医療機器として認可された製品かどうか
- その糸を使用した施術実績:何年間・何症例で使用してきたか
逆に、「当院オリジナルの特殊な糸」とだけ説明して素材名やメーカーを教えてくれないクリニックは要注意です。オリジナルという言葉で曖昧にされている場合、実際には一般的なナイロン糸を使っているだけ、というケースもあります。
担当医師の専門性と症例数|眼科・形成外科出身かチェック
二重整形の糸の仕上がりは、糸の種類以上に「誰が施術するか」で大きく左右されます。同じ糸・同じ術式でも、医師の技術力によってデザインの精度や持続期間に差が出るのが現実です。
医師選びで確認すべきポイント:
| チェック項目 | 具体的な確認方法 |
|---|---|
| 専門分野 | 形成外科・美容外科の専門医資格を持っているか |
| 学会認定資格 | 日本形成外科学会専門医、日本美容外科学会(JSAPS)会員かどうか |
| 二重整形の症例数 | 公式サイトやSNSで症例写真が公開されているか |
| 担当医の固定 | カウンセリングから施術・アフターフォローまで同じ医師が担当するか |
特に注意してほしいのが、「カウンセリングは院長だけど、施術は別の医師」というパターンです。大手クリニックでは珍しくありませんが、仕上がりのイメージが正確に共有されず、「思っていた二重と違う」というトラブルの原因になることがあります。
可能であれば、カウンセリングから施術まで同じ医師が一貫して担当してくれるクリニックを選びましょう。
保証制度の内容|取れた場合の無料再施術・抜糸対応を確認
二重整形の糸は永久に持続するものではないため、保証制度の充実度はクリニック選びの最重要ポイントの一つです。
しかし、「保証あり」と書いてあっても、その内容はクリニックによって大きく異なります。以下の項目を必ず確認してください。
- 保証期間:1年・3年・5年・永久保証など、具体的な期間はどれくらいか
- 保証の適用条件:「完全に糸が取れた場合のみ」なのか、「ゆるみ・左右差も対象」なのか
- 再施術の回数制限:保証期間内に何回まで無料で再施術できるか
- 抜糸対応の有無:仕上がりに満足できない場合、糸を抜くことは可能か。抜糸費用は保証に含まれるか
- 追加費用の有無:再施術時に麻酔代・薬代などの別途費用が発生しないか
⚠️ よくある落とし穴
「永久保証」と謳っていても、適用条件が「完全に二重ラインが消失した場合のみ」と限定されているケースがあります。ラインが薄くなった・左右差が出た程度では保証対象外、ということも。保証の「適用条件」まで細かく確認することが大切です。
保証制度が明確で、条件が書面やWebサイトで公開されているクリニックは、施術の品質に自信があると判断できます。
カウンセリングで確認すべき5つの質問リスト
最後に、初回カウンセリングで必ず聞いてほしい5つの質問をリストにまとめました。これを事前にメモしておくだけで、クリニック選びの精度が格段に上がります。
- 「使用する糸の素材とメーカーを教えてください」
→ 糸の品質と透明性を確認。曖昧な回答をするクリニックは避けるべきです。 - 「私のまぶたの場合、糸が取れるリスクはどのくらいありますか?」
→ まぶたの厚さ・脂肪量に応じた正直なリスク説明があるかを見極めます。「絶対取れません」と断言する医師は逆に信頼できません。 - 「仕上がりに満足できなかった場合、修正や抜糸はどう対応してもらえますか?」
→ 保証制度の具体的な内容と、修正に対する医師の姿勢が分かります。修正対応を嫌がるクリニックは要注意です。 - 「費用の内訳を詳しく教えてください。追加費用が発生するケースはありますか?」
→ 施術費用に麻酔代・薬代・検診費用が含まれているか確認。後から想定外の追加費用が発生するトラブルを防げます。 - 「カウンセリングから施術・アフターフォローまで、同じ先生が担当してくれますか?」
→ 医師の一貫対応の有無を確認。担当医が変わる場合は、情報共有の方法も聞いておきましょう。
編集部カウンセリングは「施術を受けるかどうかを決める場」であって、「施術を受ける前提の場」ではありません。質問に丁寧に答えてくれるか、無理に契約を急かさないか——その対応こそがそのクリニックの本質です。最低でも2〜3院のカウンセリングを受けて比較することを強くおすすめします。クリニック選びに時間をかけることが、満足のいく二重を手に入れる一番の近道です。
まとめ
二重整形の糸(埋没法)は、切らずに二重ラインを手に入れられる手軽さから、多くの方に選ばれている施術です。本記事では、糸の種類・選び方・リスク・クリニック選びまで幅広く解説してきました。ここで要点を振り返りましょう。
- 埋没法はまぶたを糸で留めて二重を形成する施術で、ダウンタイムが短くやり直しがしやすい
- 糸の素材・形状・留め方の違いが持続力や仕上がりの自然さに直結する
- 持続期間は一般的に3〜5年程度だが、まぶたの状態や生活習慣で大きく変わる
- 糸の透け・感染・左右差など埋没法特有のリスクを事前に把握しておくことが重要
- 5つのポイントを基準にクリニックを比較することで、納得のいく施術に近づける
- まずは複数のクリニックで無料カウンセリングを受け、自分の目元に合った提案を比較することが最善
まず、埋没法は医療用の糸でまぶたを留めて二重を形成する施術であり、切開法と比べてダウンタイムが短く、やり直しがしやすいというメリットがあります。一方で、永久的な効果が保証されるものではない点を理解しておくことが大切です。
糸の素材にはナイロンやポリプロピレンなどがあり、素材・形状・留め方の違いが持続力や仕上がりの自然さに直結します。クリニック独自の糸を採用しているケースもあるため、それぞれの特徴を比較したうえで選ぶことが重要です。
持続期間は一般的に3〜5年程度とされますが、まぶたの厚さ・脂肪量・二重幅の設定・日常の目元への刺激などによって大きく左右されます。施術後のアフターケアや生活習慣の見直しが、長持ちの鍵を握ります。
また、糸が透けて見える・感染・左右差といった埋没法特有のリスクや失敗例も存在します。リスクを事前に把握し、万が一のときに適切な対応ができるクリニックを選ぶことが後悔を防ぐ最善策です。
自分に合った糸を選ぶには、まぶたのタイプ・希望する二重幅・ライフスタイルを総合的に考慮する必要があります。そのうえで、糸の品質・医師の技術力・保証制度・カウンセリングの丁寧さなど、5つのポイントを基準にクリニックを比較することで、納得のいく施術に近づけます。
二重整形の糸選びに「万人に共通する正解」はありません。だからこそ、まずは複数のクリニックで無料カウンセリングを受け、自分の目元の状態に合った提案を比較することが最も確実な第一歩です。この記事の情報を参考に、信頼できる医師と一緒に理想の二重を叶えてください。

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