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「韓国で人気のペッ注射と日本のスルリム注射、何がどう違うの?」
「渡韓する価値があるのか、日本で受けたほうがいいのか迷う…」
韓国美容医療の人気上昇とともに「ペッ注射」というキーワードを目にする機会が増え、日本国内のスルリム注射との違いを知りたい方が増えています。
結論として、ペッ注射は韓国・プランエスクリニックが特許を取得した独自の脂肪溶解注射で、スルリム注射は日本・ジュノビューティークリニックが独自に展開する脂肪溶解注射です。両者ともデオキシコール酸を主成分とする部分痩せ施術ですが、提供クリニックが異なる別ブランドの施術です。
ペッ注射は韓国プランエスのみ、スルリム注射は日本ジュノのみで受けられる独自施術。渡航コスト・継続通院のしやすさ・アフターサポートを総合的に比較して、自分に合うほうを選ぶことが大切です。
この記事では、ペッ注射とスルリム注射の違い・料金・効果・選び方の判断基準まで、両クリニックの公式情報と医療データに基づいて詳しく解説します。
編集部当記事は美容医療メディア編集部が、公的機関・学会資料・各院の公式情報をもとに作成しています。診断や治療の最終判断は医師にご相談ください。
ペッ注射とスルリム注射の関係性|まずは結論から
ペッ注射とスルリム注射の関係を最初に整理しましょう。両者には共通点と明確な違いがあり、混同しやすいため注意が必要です。
結論として、両者はそれぞれ別のクリニックが独自に提供する脂肪溶解注射であり、デオキシコール酸という共通成分を主成分とする部分痩せ施術という点で似ていますが、別ブランドの施術です。
編集部「ペッ注射の進化版がスルリム注射」という解釈はネット上で見かけますが、両者の系譜的なつながりを示す公的な根拠はありません。冷静に「別の施術」として比較するのが正解です。
ペッ注射は韓国プランエスクリニックが特許取得した独自施術
ペッ注射は韓国ソウル・カンナム(江南)に本院を構えるプランエスクリニックが特許を取得した独自開発の脂肪溶解注射です。
「ペッ」は韓国語の「뱃(お腹)」に由来する施術名で、プランエス公式が「他クリニックでペッ注射と称する施術は提携していないため偽物にご注意」と公式に注意喚起しているほど、プランエス独自の施術名として位置付けられています。
つまり、本物のペッ注射が受けられるのはプランエスクリニック江南店・明洞店のみです。
スルリム注射は日本ジュノビューティークリニックが独自に提供する施術
一方、スルリム注射は日本のジュノビューティークリニックが独自に提供する脂肪破壊術です。
「スルリム」は韓国語の「슬림(スリム)」に由来する命名で、日本国内で「スルリム注射」と銘打って施術を提供しているのはジュノビューティークリニックのみ(2026年4月時点)です。
同じく韓国由来の名称ではあるものの、ペッ注射との直接的な系譜関係を示す公的情報は確認できません。
両者ともデオキシコール酸を主成分とする脂肪溶解注射である
ペッ注射とスルリム注射の共通点は、主成分にデオキシコール酸を使用している脂肪溶解注射であることです。
デオキシコール酸は米国FDAが2015年に脂肪溶解効果を認めた成分で、KYBELLA(カイベラ)・カベリン・Fat X core・チンセラプラスなどの脂肪溶解注射にも共通して使用されています。
両者とも独自の成分配合・補助成分の組み合わせで差別化を図っていますが、ベースの作用機序(脂肪細胞膜を破壊→マクロファージによる処理→体外排出)は共通しています。
編集部同じデオキシコール酸系でも、補助成分・濃度・注入手法が異なるため、効果の出方やダウンタイムには差があります。
ペッ注射とは|韓国プランエスクリニックの特許取得脂肪溶解注射
ペッ注射についてさらに詳しく見ていきましょう。韓国プランエスクリニックが独自開発した特許取得済みの脂肪溶解注射です。
ここでは4つの観点から、ペッ注射の特徴と実態を解説します。
編集部韓国の美容医療ツーリズムを検討している方は、提供施設・施術内容・料金体系を正確に把握しておきましょう。
韓国語の「뱃(ペッ)」は「お腹」を意味する
「ペッ」は韓国語の「뱃」=「お腹」を意味する言葉です。
名称の由来から想像できるとおり、ペッ注射はお腹周りの皮下脂肪に対する部分痩せをイメージした命名です。
ただし、実際にはお腹だけでなく顔・二の腕・太もも・お尻など全身の部位に対応しており、フェイス用とボディ用で料金が分かれて設定されています。
プランエスクリニックの特許取得施術として提供されている
ペッ注射はプランエスクリニックが韓国で特許を取得した独自施術で、薬剤の成分配合はプランエスのオリジナルです。
プランエス公式によれば「他クリニックでペッ注射と称している場合は提携していないため偽物」と注意喚起がされています。
本物のペッ注射が受けられるのは、現状プランエスクリニック江南店・明洞店の2院のみです。
「韓国に行けばどこのクリニックでもペッ注射が受けられる」ではありません。提携していないクリニックの偽ペッ注射に注意し、必ず公式サイトから予約しましょう。
2023〜2024年の累計施術数は17,510名と公表されている
プランエス公式情報によると、ペッ注射の累計施術件数は2023年〜2024年の間で17,510名と公表されています。
渡韓して施術を受ける日本人を含め、世界各国からの来院があるとされ、SNS・口コミサイト・コネスト等で多数の体験談が確認できます。
ただし、施術件数=効果保証ではないため、件数の多さだけで判断せず、実際の口コミやリスク情報も併せて検討することが大切です。
進化版「ハイペッ注射」も登場している
2024年以降、プランエスは通常のペッ注射よりも高濃度・高含量の最上級施術「ハイペッ注射(Highペッ注射)」を新たに導入しています。
ハイペッ注射の特徴は以下のとおりです。
- 従来のペッ注射より高濃度・高含量の脂肪溶解成分
- 手打ち注射で薬液注入時の重い痛みを軽減
- コラーゲン合成油を配合し、施術後の皮膚たるみを予防
- 足首など特殊部位にも対応可能
ペッ注射より高い効果が期待できる一方、料金が部位ごとに細かく設定されているため、事前に公式サイトでの料金確認が必須です。
編集部渡韓のついでに集中ケアしたい方には、ペッ注射よりハイペッ注射のほうが効果実感のスピード面で有利な可能性があります。
スルリム注射とは|日本国内で受けられる独自の脂肪溶解注射
続いて、日本のスルリム注射について整理します。ジュノビューティークリニックが日本国内で独自に展開する脂肪破壊術です。
渡航せずに日本国内で受けられる点が、海外渡航が必要なペッ注射との大きな違いです。
編集部「韓国に行く時間がない」「日本語でカウンセリングを受けたい」という方にとって、スルリム注射は現実的な選択肢になります。
韓国語で「スルリム=슬림(スリム)」を意味する
「スルリム」は韓国語の「슬림」=「スリム(slim)」に由来する命名です。
韓国語ベースの名称ではあるものの、スルリム注射そのものはジュノビューティークリニックが日本市場向けに展開する独自施術です。
韓国でも「スルリム注射」という名称で提供されているわけではない点に注意してください。
日本ではジュノビューティークリニックが独占的に提供している
スルリム注射は、日本国内ではジュノビューティークリニックでのみ受けられる施術です。
同院の累計来院数は14万件を突破(2020年7月〜2024年8月実績・公式公表値)しており、全国の主要都市に院を展開しています。
「スルリム注射」と銘打った施術を他クリニックで受けることはできない一方、デオキシコール酸を主成分とした類似の脂肪溶解注射(カベリン・Fat X coreなど)であれば、他のクリニックでも受けられます。
従来の脂肪溶解注射より高濃度のデオキシコール酸を配合
ジュノ公式では、スルリム注射は従来の脂肪溶解注射より高濃度でデオキシコール酸を配合していると謳われています。
ただし、具体的な濃度(%)は公開されていないため、他製剤(カベリン0.5%、Fat X core 1.0%、KYBELLA 1.0%)との直接的な数値比較は困難です。
カウンセリング時に使用薬剤・濃度・希釈の有無を確認することで、納得感のある選択ができます。
編集部濃度が公開されていないと不安に感じる方は、濃度が明示されているカベリンやFat X coreなどの製剤と比較検討するのも一つの選び方です。
ペッ注射とスルリム注射の5つの違いを徹底比較
ここからは、ペッ注射とスルリム注射の具体的な5つの違いを整理します。
「どちらが自分に合うか」を判断する材料として活用してください。
編集部単純に「韓国 vs 日本」では結論が出ない違いも多くあります。自分のライフスタイルや継続性も含めて検討しましょう。
違い①受けられる国とクリニックの違い
最も大きな違いは施術を受けられる場所です。
ペッ注射は韓国・プランエスクリニック江南店および明洞店の2院のみで受けられる施術で、必ず渡韓が必要になります。
一方、スルリム注射は日本国内のジュノビューティークリニック各院で受けられるため、渡航不要で日常生活の中で施術を受けられるのがメリットです。
違い②成分配合の違い
両者ともデオキシコール酸を主成分とする点は共通していますが、具体的な成分配合・濃度・補助成分はそれぞれ非公開のオリジナル処方です。
ペッ注射は麻酔成分が薬液に含まれているため、注射時の痛みを軽減する設計になっているとされています。
スルリム注射の補助成分の詳細は公式に公開されていませんが、ジュノ独自のプロトコルとして高濃度デオキシコール酸が訴求されています。
両製剤とも詳細な成分表は公開されていません。アレルギー体質の方は、カウンセリング時に必ず使用成分の確認を受けてください。
違い③1回あたりの料金の違い
料金面でも明確な違いがあります。両者の公式料金(2026年4月時点)を比較すると以下のとおりです。
| 施術名 | 料金(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| ペッ注射 フェイス | 約9,900円 | 9万ウォン+付加税 |
| ペッ注射 ボディ | 約13,200円 | 12万ウォン+付加税 |
| スルリム注射(LINE登録初回) | 9,800円〜 | 1部位1回のみ適用 |
| スルリム注射(通常) | 74,800円 | 1エリアあたり |
単価だけ見るとペッ注射のほうが安価ですが、渡航費・宿泊費を含めると総額はスルリム注射と同等以上になるケースが多くなります。
違い④施術時の痛みとダウンタイムの違い
ペッ注射は薬液に麻酔成分が含まれているとされており、注入後30秒〜数秒で痛みが落ち着く設計です。一方、ハイペッ注射は手打ち注射のため通常のペッ注射より痛みが軽減されているとされます。
スルリム注射の痛みも個人差はあるものの、注射の痛みは比較的軽度で施術時間は1部位約10〜15分とされています。
ダウンタイム(腫れ・内出血・しこり)はどちらも施術後3日〜1週間程度がピークで、共通の傾向があります。
違い⑤アフターサポート体制の違い
アフターサポートは両者で大きな差があります。
ペッ注射は韓国まで再渡航しないとフォローアップが受けにくいのに対し、スルリム注射は日本各院でいつでもフォロー対応が可能です。
また、ペッ注射では日本人通訳・カウンセラーがプランエス江南店・明洞店に常駐しているとされ、言語面のサポートはありますが、施術後トラブル時の即時対応は物理的距離が課題です。
編集部「施術後のしこりや左右差が気になった時にすぐ相談できる」という安心感は、継続的なアフターケアが必要な脂肪溶解注射では特に重要です。
ペッ注射とスルリム注射の比較表
ここまでの内容を一覧表に整理すると、両者の特徴が一目で把握できます。
「総額コスト」「継続のしやすさ」を含めた現実的な視点で比較してみましょう。
編集部単価だけで比較せず、「現実的にいくらかかるか・通えるか」という視点で総合判断するのがコツです。
料金・効果・部位・回数の比較
両施術の基本情報を比較表にまとめました。
| ペッ注射 | スルリム注射 | |
|---|---|---|
| 提供国 | 韓国のみ | 日本のみ |
| 提供クリニック | プランエス2院 | ジュノ全国主要都市 |
| 主成分 | デオキシコール酸+独自処方 | デオキシコール酸+独自処方 |
| 単価 | 9,900円〜13,200円 | 9,800円〜74,800円 |
| 推奨回数 | 2〜6回 | 2〜6回 |
| 対応部位 | 顔・体全般 | 顔・体全般 |
| アフター | 渡韓必須 | 国内対応 |
単価だけを見るとペッ注射が圧倒的に安いように見えますが、提供施設・サポート体制・回数を含めた総合判断が重要です。
渡航費用も含めたトータルコストの比較
ペッ注射の単価は安価ですが、渡韓に伴う付随コストを加えると総額は決して安くありません。
- 航空券:30,000〜80,000円(時期による)
- 宿泊費:1〜3泊で15,000〜60,000円
- 移動・食事費:10,000〜30,000円
- 仕事を休む機会損失
- スーツケース預けや空港移動の手間
渡韓1回で5万〜15万円の追加コストがかかることを踏まえると、複数回の施術が前提の脂肪溶解注射では、日本のスルリム注射のほうが現実的なコストパフォーマンスになるケースが多くなります。
「韓国旅行のついで」と考えればペッ注射の体験価値は高いですが、純粋に脂肪溶解注射の効果だけを求めるなら、コスト面で日本国内施術が優位です。
編集部渡航回数を「年に数回の楽しみ」と捉えるか「医療通院の負担」と捉えるかで、判断は変わります。
ペッ注射が向いている人の特徴
ペッ注射が向いている方の特徴を3つの観点で整理します。渡韓ハードルを許容できる方に適した選択肢です。
編集部韓国旅行が好き・複数回の渡航が苦にならない方には、ペッ注射体験そのものも一つの楽しみになります。
渡韓のついでに美容施術を受けたい人
韓国旅行が好きで定期的に渡韓している方は、旅行のスケジュール内にペッ注射を組み込む選び方ができます。
カンナム・明洞といったショッピングエリアに本院があるため、観光のついでに気軽に立ち寄れる立地もメリットです。
渡航コスト自体は旅行費用として位置付ければ、施術費は安価に感じられます。
韓国の最新美容医療を体験したい人
韓国は美容医療市場で世界的に進んでいる国とされ、最新の施術や薬剤がいち早く導入される傾向があります。
「日本より韓国の美容医療を信頼している」「韓国でしか体験できない施術を試したい」という方にとって、特許取得済みのペッ注射は体験価値の高い選択肢になります。
ただし、「韓国 = すべて優れている」というわけではないため、リスクもしっかり理解した上で判断しましょう。
韓国でしか提供されていないハイペッ注射を試したい人
ハイペッ注射は通常のペッ注射より高濃度・高含量・コラーゲン合成油配合の最上級グレード施術です。
「1回あたりの効果を最大化したい」「足首など特殊部位にもアプローチしたい」といったニーズには、ハイペッ注射の独自性が活きます。
日本国内で同等の施術は提供されていないため、ハイペッ注射を希望するなら渡韓が必須です。
編集部逆に「日本にいながら継続的にケアしたい」方には不向きなため、自分の優先順位で選びましょう。
スルリム注射が向いている人の特徴
続いて、スルリム注射が向いている方の特徴を3つの観点で整理します。継続性・国内サポート重視の方に適しています。
編集部「忙しいけど確実に継続したい」というニーズには、日本国内のスルリム注射が現実的な選択肢になります。
渡航せず日本国内で気軽に施術を受けたい人
仕事や育児で長期休暇が取りにくい方には、渡航不要のスルリム注射が圧倒的に便利です。
ジュノは全国の主要都市に院があり、仕事帰りや休日に立ち寄れる立地のため、ライフスタイルを大きく崩すことなく施術を組み込めます。
パスポート取得や航空券手配・宿泊予約などの煩雑な準備も不要です。
定期的に通って継続施術を受けたい人
脂肪溶解注射は2〜6回程度の複数回施術が推奨されることが一般的なため、継続通院のしやすさは施術選びの重要な要素です。
スルリム注射は2〜4週間間隔での施術が基本で、日本国内なら日常スケジュールの中で計画的に続けられます。
韓国渡航だと「2〜4週ごとに渡韓」は現実的でないため、継続施術を考えるなら国内施術が圧倒的に有利です。
日本語でカウンセリングと術後サポートを受けたい人
美容医療ではカウンセリングでの細かいニュアンス確認や、術後の体調変化の伝達が極めて重要です。
「腫れの引き具合がいつもと違う」「しこりに違和感がある」といった微妙なニュアンスを母国語で確実に伝えたい方には、日本国内のスルリム注射が安心です。
プランエスでは日本人通訳・カウンセラーが常駐していますが、緊急時の連絡対応は日本国内クリニックに分があります。
医療面でのコミュニケーションエラーは重大な合併症の見逃しにつながる可能性があります。「言語の壁」が不安な方は、迷わず日本国内の施術を選びましょう。
編集部美容医療は単発で終わるものではなく、長期的な関係性を築ける医師との出会いが理想です。
ペッ注射・スルリム注射に共通するメリット
ペッ注射とスルリム注射には3つの共通メリットがあります。脂肪溶解注射全般の特性として理解しておきましょう。
編集部これらのメリットは「脂肪溶解注射全般の魅力」とも言えるため、他の脂肪溶解注射(カベリン・Fat X coreなど)を検討する際の判断材料にもなります。
メスを使わない部分痩せが目指せる
両者とも注射のみの施術で、メスを使わずに部分痩せにアプローチできます。
脂肪吸引のような外科的負担・全身麻酔・長期ダウンタイムが不要なため、体への負担が最小限に抑えられます。
傷跡が残らず、施術当日からシャワーが可能な点も共通したメリットです。
脂肪細胞の数を減らすためリバウンドしにくい
主成分のデオキシコール酸は脂肪細胞そのものを破壊して数を減らす作用があるため、施術部位は通常のダイエットよりリバウンドしにくいとされています。
運動や食事制限は脂肪細胞のサイズを縮めるだけですが、脂肪溶解注射は細胞数を減らすため、長期的な体型維持が期待できます。
ただし、施術部位以外は通常通り脂肪が増減するため、生活習慣の管理は引き続き必要です。
施術時間が短く日常生活への影響が少ない
1部位あたりの施術時間は10〜30分程度と短く、忙しい方でもスケジュールに組み込みやすい施術です。
シャワーは当日から、メイクは翌日からと日常生活への制限が少ないため、ライフスタイルを大きく崩さず継続できます。
仕事を長期間休む必要がない点は、現代女性の働き方に合致した魅力的な特徴です。
編集部ただし腫れや内出血で見た目に変化が出る可能性があるため、大切な予定の前は1〜2週間の余裕を見ておきましょう。
ペッ注射・スルリム注射に共通するデメリット・リスク
共通するメリットがある一方、4つの共通デメリット・リスクも理解しておきましょう。
編集部これらのリスクは脂肪溶解注射全般に共通するもので、施術前に必ず把握しておくべき項目です。
国内未承認医薬品で副作用被害救済制度の対象外である
ペッ注射もスルリム注射も、日本国内で承認されていない未承認医薬品を使用しています。
万が一重篤な副作用が発生しても、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となるため、治療費は自己負担またはクリニックとの民事解決になります。
これは脂肪溶解注射全般に共通するリスクで、施術前に必ず理解しておく必要があります。
腫れ・内出血・しこりなどのダウンタイムが伴う
両者とも腫れ・内出血・しこり・痛みといったダウンタイム症状が施術後に現れます。
参考としてKYBELLA(カイベラ)の臨床試験では腫れ87%・内出血72%・痛み70%と報告されており、デオキシコール酸系製剤に共通する傾向です。
ピークは施術後2〜3日で、1週間程度で徐々に治まることが多いとされます。
1回では効果を実感しにくく複数回の施術が推奨される
脂肪溶解注射は1回でも変化を実感する方もいる一方、明確な効果のためには2〜6回程度の継続施術が推奨されることが一般的です。
「1回打てば終わり」ではなく、2〜4週間間隔での継続的な通院が前提となります。
渡韓を要するペッ注射では、複数回施術のスケジュール調整が大きな負担になる点に留意してください。
料金は決して安くなく経済的負担が大きい
1回の単価は数千円〜数万円ですが、複数部位×複数回の施術が前提のため総額は高額になります。
たとえばスルリム注射を1エリア4回施術するだけで20万円〜30万円(初回クーポン除く)、ペッ注射でも渡航費を含めれば30万円〜60万円規模になることも珍しくありません。
「思っていたより費用がかかる」という認識のズレが満足度低下につながりやすいため、事前に総額の試算を行いましょう。
「初回クーポン9,800円」だけ見て決めるのは危険です。2回目以降の単価・推奨回数・追加費用を踏まえた総額を、カウンセリング時に必ず確認してください。
編集部クリニックによって「総額の見せ方」が違います。コース契約・サブスクなど、料金体系の本質をしっかり理解してから契約しましょう。
韓国でペッ注射を受ける場合の注意点
渡韓してペッ注射を受ける際には、4つの注意点を事前に理解しておきましょう。
編集部韓国美容医療は魅力的ですが、海外渡航ならではのリスク管理が不可欠です。
術後トラブル時のサポートが受けにくい
渡韓後に体調不良や予期せぬ副作用が発生した場合、帰国後のフォローアップは物理的に困難です。
しこりが大きくなる・痛みが続く・左右差が顕著などの症状は、再渡韓するか日本国内の別クリニックでの対症療法を選ぶことになります。
日本国内のクリニックは他院で施術された患者へのアフターケアを断るケースもあるため、対応先の確保が課題となります。
渡航費・宿泊費を含めたトータルコストが高くなる
前述のとおり、渡韓1回あたり5万〜15万円の付随コストがかかります。
2〜6回の継続施術を渡韓で行うと、付随コストだけで30万〜90万円に膨らむため、施術費の安さは相殺されてしまいます。
「韓国旅行が大好きで何度でも行ける」方以外は、コスト面で日本国内施術が現実的です。
日本国内のアフターケアが期待できない
韓国で受けたペッ注射のアフターケアは、原則として施術院での対応に限定されます。
日本のクリニックで「ペッ注射の経過確認をしてほしい」と依頼しても、使用薬剤・濃度・処方の詳細が把握できないため、適切なアドバイスや治療を受けられない可能性があります。
「困ったらすぐ相談できる」という安心感を求めるなら、日本国内の施術が圧倒的に有利です。
言語の壁によるカウンセリングのリスクがある
プランエスは日本人通訳・カウンセラーが常駐しているとされていますが、医師との直接的な医療コミュニケーションには限界があります。
通訳を介すると、微妙なニュアンス・既往症の詳細・薬剤への懸念が正確に伝わらないリスクがあります。
韓国語または英語に堪能でない方は、医療面でのコミュニケーションに不安が残る可能性があります。
編集部「翻訳しきれない医学用語」「微妙な症状の表現」は、施術後のトラブル予防の観点から重要なポイントです。
日本でスルリム注射を受ける場合の注意点
一方、日本国内でスルリム注射を受ける場合も3つの注意点があります。
編集部「国内だから安心」と思考停止せず、未承認医薬品を使う美容施術であることをしっかり理解しましょう。
使用薬剤は個人輸入された未承認医薬品である
スルリム注射は医師が個人輸入した未承認医薬品を使用しているため、医薬品医療機器等法上の承認を受けた治療ではありません。
厚生労働省の「個人輸入において注意すべき医薬品等について」のルールに基づいて運用されていますが、国内承認薬と同等の品質保証や安全性データはありません。
万が一の重篤な副作用時にも、医薬品副作用被害救済制度は適用されません。
クリニックは現状ジュノビューティークリニックのみが提供
「スルリム注射」と銘打った施術を提供しているのはジュノビューティークリニックのみ(2026年4月時点)です。
競合クリニックでの比較検討ができないため、料金やサービス内容のベンチマークを取りにくい側面があります。
濃度や効果が比較できるカベリン・Fat X core・チンセラプラスなどの他製剤と並行検討するのも、合理的なクリニック選びの方法です。
カウンセリングで成分濃度を必ず確認する
スルリム注射のデオキシコール酸濃度は公式に公開されていないため、カウンセリングで詳細な成分情報を確認することが重要です。
具体的には、以下の項目を必ず質問しましょう。
- 使用薬剤名と成分
- デオキシコール酸の濃度
- 原液使用か希釈使用か
- 推奨される総回数と総額
- 副作用時の対応・連絡体制
明確に答えられないクリニックは信頼性に疑問が残るため、透明性の高いクリニックを選ぶのが安全です。
情報の透明性は「クリニックの誠実さ」を測る指標です。質問に対して曖昧な回答しかしない場合は、別院も検討しましょう。
編集部ジュノだけでなく、カベリンやFat X coreを取り扱う他クリニックでもカウンセリングを受けて比較するのが、賢い選び方です。
ペッ注射とスルリム注射に関するよくある質問
ペッ注射とスルリム注射について、読者からよく寄せられる4つの質問に回答します。
編集部カウンセリング前に疑問を整理しておくことで、より精度の高い判断ができます。
ペッ注射経験者がスルリム注射を受けても問題ない?
過去にペッ注射を受けた方がスルリム注射を受けることは、原則として可能とされています。
ただし、同じ部位に短期間で複数の脂肪溶解注射を重ねると副作用リスクが増加するため、前回施術から最低でも2〜4週間以上の間隔が推奨されます。
カウンセリング時には過去のペッ注射経験(時期・部位・回数)を必ず申告し、医師の判断を仰いでください。
韓国のペッ注射と日本のスルリム注射はどちらが安い?
単純な単価比較ではペッ注射のほうが安価(フェイス約9,900円・ボディ約13,200円)ですが、渡航費・宿泊費を含めた総額ではスルリム注射のほうが安くなるケースが多いです。
たとえば渡韓1回の付随コストを10万円と仮定すると、ペッ注射1部位の実質コストは「11〜12万円相当」となり、スルリム注射の単価74,800円(LINE初回9,800円)を上回る可能性があります。
「韓国旅行」の付加価値を施術費用と切り離して考えるかどうかで、コスト評価は大きく変わります。
ハイペッ注射とスルリム注射ではどちらが効果が高い?
結論として、両者の濃度が公式に公開されていないため、効果の優劣を客観的に断定することはできません。
ハイペッ注射は通常のペッ注射より高濃度・高含量・コラーゲン合成油配合と公式に謳われており、スルリム注射も「従来より高濃度」とされています。
明確な数値比較ができる製剤としては、カベリン(0.5%)・Fat X core(1.0%)・KYBELLA(1.0%)などがあるため、濃度透明性を重視するなら他製剤との比較も視野に入れると安心です。
カベリン・FatX coreとペッ注射の違いは?
カベリン・Fat X coreは韓国メーカーが製造する脂肪溶解注射の製剤名で、日本国内の多くのクリニックで導入されています。
一方、ペッ注射はプランエスクリニックが特許取得した独自処方の施術名であり、両者は「製剤名 vs 施術名」という違いがあります。
濃度の透明性ではカベリン(0.5%)・Fat X core(1.0%)に分があり、独自処方の付加価値ではペッ注射に分があるという見方ができます。
編集部「ブランド独自施術」と「明確な濃度の脂肪溶解注射」のどちらに価値を感じるかは、ユーザーの判断軸次第です。
まとめ
ペッ注射とスルリム注射は、いずれもデオキシコール酸を主成分とした脂肪溶解注射ですが、提供国・クリニック・処方が異なる別ブランドの施術です。
「韓国旅行のついでに最新美容医療を体験したい」方にはペッ注射、「渡航せず日本国内で継続的にケアしたい」方にはスルリム注射が適しています。
単価だけで判断せず、渡航費・継続のしやすさ・アフターサポート・トータルコストを踏まえて総合的に選択することが、後悔しない施術選びの鍵となります。
編集部「どちらが正解」ではなく「自分のライフスタイルに合うか」で選ぶのが、満足度の高い結果につながります。
最も大切なのは、自分のライフスタイル・予算・継続性を踏まえた合理的な選択です。情報の透明性が高く、納得感のあるクリニックで施術を受けましょう。
編集部本記事の情報をベースに、複数クリニックでカウンセリングを受けて、自分にとってベストな選択を見つけてください。
効果・副作用・リスクには個人差があります。診断や治療の最終判断は、必ず医師にご相談ください。

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