健常日本人女性のディオクリニックダイエットプログラムの実践が痩身および体組成に与える影響 – 12週の有効性・安全性研究 -【論文解説】

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目次

ディオクリニックダイエットプログラムの概要

ディオクリニックダイエットプログラムは、現代の日本における肥満問題を解決するために開発された新しい痩身アプローチです。

令和元年の国民健康・栄養調査によると、成人女性の22.3%がBMI25以上の肥満状態にあり、食習慣の改善が求められています。

しかし、多くの女性がダイエットに失敗する理由として「食事制限が続かない」「運動が辛い」「結果が出ずに諦めた」などが挙げられます。

こうした背景を踏まえ、ディオクリニックダイエットプログラムは、過度な食事制限や運動を必要とせずに継続できるダイエットプログラムとして注目されています。

ディオクリニックダイエットプログラムの研究目的

本研究の目的は、ディオクリニックダイエットプログラムを週1回の頻度で12週間(計12回)継続することによる痩身および体組成の変化を検証することです。

このプログラムは、医療機器施術による施術・脂肪吸引注射脂肪溶解注射などの注射治療・GLP-1ダイエット薬、医師監修のダイエット食事指導という4つのアプローチを組み合わせて行われます。

特に、過度な食事制限や運動を伴わないため、参加者が無理なく継続できる点が特徴です。

ディオクリニックダイエットプログラムの研究方法

ディオクリニックダイエットプログラムの対象者

本研究の対象者は、20歳以上49歳以下の健常な日本人男女7名です。

選択基準として、健康な成人であること、食物アレルギーがないこと、BMIが21〜30未満であること、応募時にダイエットサプリや痩身エステを行っていないことなどが挙げられます。

また、重篤な臓器障害や特定の疾病がある者、心不全心筋梗塞の既往歴がある者などは除外基準に該当します。

ディオクリニックダイエットプログラムの介入方法

対象者は週1回、計12回のディオクリニックダイエットプログラムを実施しました。

このプログラムには、医療直流EMSや医療電磁場EMS、ボディハイフ、脂肪冷却装置といった医療機器施術が含まれます。

また、GLP-1、リベルサス、メトホルミン、ゼニカルといったダイエット薬を使用し、医師監修のダイエット食事指導も行われました。

ディオクリニックダイエットプログラムの評価項目

評価項目としては、身長、体重、BMI、体脂肪率、基礎代謝量、ウエスト周囲、ヒップ周囲、腹部体積量、皮下脂肪面積量などが測定されました。

測定は高精度型体組成計DF860、VECTRA® Body、超音波画像計測装置FAMUBOを使用して行いました。

ディオクリニックダイエットプログラムの統計解析

データは記述統計値(平均、標準偏差)で要約し、経時比較をpaired t-testで検定しました。

検定ソフトはStatcel.4を使用し、有意水準は5%としました。

ディオクリニックダイエットプログラムの研究結果

ディオクリニックダイエットプログラムの客観的指標の変化

研究結果は以下の表に示す通りです。

項目測定値(0週)測定値(4週)測定値(8週)測定値(12週)変化量(0〜12週)p値(経時比較)
体重 (kg)71.52±13.6367.21±12.9364.16±12.5962.02±11.95-9.50±2.22<0.01
BMI (kg/m²)27.44±5.3825.77±5.2524.61±5.1023.80±4.82-3.64±0.76<0.01
体脂肪率 (%)38.74±7.6137.23±8.4735.30±8.6933.84±8.63-4.90±2.16<0.01
基礎代謝量 (kcal)1467.57±177.051406.86±160.061371.71±162.131344.71±149.92-122.86±32.42<0.01
腹部体積量 (cc)0.00±0.00-31.17±14.04-54.47±22.00-67.00±12.72-67.00±12.72<0.01
皮下脂肪面積量 (cm²)26.64±10.9423.16±11.1120.62±10.5418.47±8.59-8.17±2.71<0.01
ウエスト周囲 (cm)90.06±9.9887.40±9.3285.41±8.9284.30±8.82-5.76±1.37<0.01
ヒップ周囲 (cm)96.61±8.9893.87±8.3292.26±8.1991.10±7.69-5.51±1.93<0.01

ディオクリニックダイエットプログラムの摂取・消費カロリー量の変化

項目測定値(0週)測定値(4週)測定値(8週)測定値(12週)変化量(0〜12週)p値(経時比較)
摂取カロリー量 (kcal)1531.04±426.48924.71±326.381001.00±312.15942.29±371.24-588.75±448.160.01
消費カロリー量 (kcal)345.68±93.30433.14±122.18408.57±148.64409.14±184.1063.46±134.440.26

ディオクリニックダイエットプログラムの主観的指標の変化

項目測定値(0週)測定値(4週)測定値(8週)測定値(12週)変化量(0〜12週)p値(経時比較)
身体の動きについて3.57±1.624.14±1.774.86±1.356.29±1.982.72±2.360.02
身体の疲労について3.71±1.114.29±1.384.14±2.345.86±1.462.15±2.120.04
睡眠について3.29±1.384.14±1.574.71±2.505.57±1.622.28±2.060.03
鏡で見た時の体形について2.00±1.533.29±1.255.14±0.906.43±1.274.43±2.07<0.01

ディオクリニックダイエットプログラムの考察

本研究では、ディオクリニックダイエットプログラムを12週間、週1回実施することで、体重・BMI・体脂肪率・基礎代謝量・腹部体積量・皮下脂肪面積量・ウエスト周囲・ヒップ周囲などの客観的指標において有意な減少が認められました。

特に体重は9.50kg、BMIは3.64kg/m²の減少が見られ、いずれも統計的に有意でした。

また、摂取カロリー量が大幅に減少し、食欲抑制の効果が確認されました。

主観的指標においても、身体の動き、疲労、睡眠、鏡で見た体形などの改善が認められ、これらも統計的に有意な変化がありました。

健常日本人女性のディオクリニックダイエットプログラムの実践が痩身および体組成に与える影響 結論

ディオクリニックダイエットプログラムは、過度な食事制限や運動を必要とせずに、顕著な痩身効果を得られることが確認されました。

12週間のプログラムにより、体重・BMI・体脂肪率・ウエスト周囲・ヒップ周囲の減少が見られ、参加者の主観的な満足度も高かったことから、安全で効果的なダイエットプログラムとしての有用性が示されました。

当記事で参考にした書籍
当記事の執筆者
カンナム美容外科の編集部
現役看護師
カンナム美容外科
編集部
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経歴・詳細
当記事の編集部は、国立大学の看護学部を卒業後、同大学院にて看護管理学を修了。大学病院で集中治療室(ICU)の看護師として経験を積み、重症患者のケアや急性期医療に精通しています。その後、看護師の経験を活かしてカンナム美容外科のコラム編集部に参画しています。

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