安本 匠医師の経歴
2010年山形大学医学部 卒業
2010年山形大学医学部附属病院 循環器病センター
2011年山形大学医学部附属病院 救命救急センター
2011年日本海総合病院 外科
2012年山形大学医学部附属病院 心臓血管外科
2013年日本海総合病院 心臓血管外科 副医長
2015年TCB 東京中央美容外科 福島院 院長
2016年TCB 東京中央美容外科 郡山院 院長
2017年TCB 東京中央美容外科 仙台駅前院 院長
2023年TCB 東京中央美容外科 新宿三丁目院 院長
この論文は、第111回日本美容外科学会(開催:大阪府立国際会議場)で発表されました。
この論文を参考に以下の記事を作成しています。
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経結膜的埋没法重瞼術とは
経結膜的埋没法重瞼術は、一般的な二重整形埋没法と異なり、手術中に針を皮膚に貫通させることなく結膜側(眼瞼の裏側)で縫合を行う施術です。
この方法は、従来の二重整形埋没法よりも術後のダウンタイム期間中の腫れ・内出血などが抑えられるため、自然な二重を形成できる施術であると注目されています。
経結膜的埋没法重瞼術の特徴① 結膜側からの縫合を行う
経結膜的埋没法では、皮膚側に針を通さず、結膜側から縫合を行います。
皮膚に針穴が残らず、術後の腫れや内出血が従来の二重整形埋没法に比べて抑えられます。
特に、従来の二重整形埋没法では手術後に数日から1週間ほど腫れが続くことが一般的でしたが、経結膜的埋没法ではその期間が短縮される上に、回復が早いというメリットがあります。
経結膜的埋没法重瞼術の特徴② 腫れが少ない
通常の埋没法では、皮膚側から針を通すため、皮膚に微細なダメージが生じ、その結果として術後に腫れや内出血が起こる可能性があります。
一方、経結膜的埋没法では、皮膚には直接針が通らないため、皮膚への負担が軽減され、腫れを抑える事ができます。
また、針穴や傷跡が表面に残らないため、自然でナチュラルな仕上がりになります。
経結膜的埋没法重瞼術の特徴③ 忙しい方・腫れが気になる方に最適な手術
経結膜的埋没法重瞼術は、腫れや内出血が目立ちにくく回復が早いため、日常生活に速やかに復帰することが可能です。
特に、仕事や家事で忙しい方や長期休暇が取りづらい方にとっては、術後のダウンタイムが短いことが大きな利点となっています。
週末に手術を受け、月曜日には普段通りの生活に戻ることが可能な場合もあるので、長期休みの期間でなくても気軽に受けることが可能です。
経結膜的埋没法重瞼術の特徴④ 二重整形が普及した理由になっている
二重整形の中でも、埋没法は元々比較的短時間で行うことができる簡単な美容整形として知られていました。
その中で、経結膜的埋没法の登場によってさらに短時間で二重整形を受けることができるようになり、二重整形がさらに注目を集めるようになりました。
この手術法は皮膚に針を直接通さないため、特に腫れが少なく、手術直後から人目を気にせずに過ごすことができるため人気を集めています。
また、目元の皮膚が敏感で、傷跡をあまり残したくないという患者にとっても非常に優れた二重整形の方法です。
経結膜的埋没法重瞼術の特徴⑤ 手術の難易度が高い
経結膜的埋没法は短時間で腫れが少ない治療を提供できるなどの利点が多い反面、結膜側で縫合を行う複雑な施術です。
そのため、術後の抜糸を行う難易度が高いという点がデメリットとして挙げられます。
糸の結び目が結膜側にあるため、通常の抜糸方法では対応できない場合があり、医師の技術力が重要です。そのため、この手術を受ける際は、経験豊富な医師やクリニックを選ぶことが重要です。
経結膜的埋没法重瞼術の欠点
経結膜的埋没法には、抜糸が難しいという欠点があります。
結膜側に結び目を作るため、結び目が外から見えないようになる一方で、抜糸の際に医師が結膜を翻転させて繊細な施術を行う必要があります。
特に、経結膜的埋没法重瞼術を行った患者が他院での抜糸を希望する場合、使用された手術法や技術に基づいて適切な処置を行う必要があるため、経験豊富な医師でないと対応が難しいです。
こういった理由から、経結膜的埋没法を行わないクリニックも一部存在します。
経結膜的埋没法重瞼術の合併症のリスク及びリスクを抑える抜糸方法
結膜側で縫合することで、施術による合併症のリスクが高まるという指摘もあります。
例えば、結び目が結膜の深い部分に埋没してしまった場合、抜糸が困難になるだけでなく、ミュラー筋・挙筋腱膜などの重要な組織を損傷するリスクが考えられます。
このようなリスクがあるため、結膜側への縫合をする際には非常に高い技術が必要になります。
本論文で、安本医師たちが提案した新しい抜糸法は、結膜側から直接結び目を除去するというものです。
局所麻酔下でデマル氏開瞼鈎を用いて瞼を翻転させ、結び目を発見した後、2mm程度の小さな切開を加えることで糸を除去します。
この方法によって、結膜側からの抜糸がより安全かつ効果的に行えるようになり、合併症のリスクも抑えることができました。
実際に安本医師たちが報告した症例では、32例中31例で完全に糸を抜糸することに成功しています。
また、抜糸に伴う合併症に関しては一例も発生していません。
今回の新しい抜糸法により経結膜的埋没法重瞼術の施術がより改善されたため、今後さらに多くのクリニックで安全な抜糸法が行われるでしょう。
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