ベビーコラーゲン

人間の肌を再生するのに重要なコラーゲンは、肌の実に70％の成分を占めており、I型からⅤ型に分類されています。 その中でも注目すべきは、ベビーコラーゲン（Ⅲ型コラーゲン）です。
赤ちゃんの肌がぷるぷるで弾力がありとても柔らかいのは、このⅢ型コラーゲンが大量に含まれているからです。 しかし25歳を境にこのⅢ型コラーゲンは急激に体から失われてしまい、自然に摂取することが出来ません。
そこで、美容目的の注入治療として、美容医療の現場で積極的に導入されるようになりました。
Ⅲ型コラーゲンは、小ジワの改善のみならず、肌細胞の再生を促進するはたらきがありますので、手軽な肌の若返り治療としても有効です。

ヒアルロン酸は粘度が高いジェル状の物質で、ボリュームを出してお顔のコケや凹凸を改善させたり、リフトアップや造形を整えるために使用します。
ベビーコラーゲンはヒアルロン酸に比べて粘り気が少なく、細かな凹凸を改善させるのに向いています。更に、ベビーコラーゲンを注入するとご自身のコラーゲンも増えるという嬉しい側面もあるので、肌にモチモチとしたハリを与え、肌を若返らせるために使います。
特に目周りの細かいしわにはヒアルロン酸よりもベビーコラーゲンが適しています。皮膚の薄いところにヒアルロン酸を注入すると青く透ける（チンダル現象）ことがあり、クマ取り後の皮膚にハリを与えるのにはベビーコラーゲンが最適です。